大相撲

4場所経過した2019年年間最多勝レース

2019年7月26日

七月場所が終了し、今年4場所が早くも終了
したことになる。年間最多勝レースはどの
ように変化したか。その経過をまとめてみた。
それが以下である。なお、対象は4場所幕内
に在位した力士とさせていただき、単なる
数字の比較ではなく、横綱大関の対戦率に
よってクラスわけさせていただいた。
年間1A
年間2A
先場所までの年間最多勝レース中間報告では
豪栄道の30勝が最高であった。だが、七月
場所で途中休場したため、大きく成績をダウ
ンさせた。豪栄道には絶対的な信頼がどう
してもおきにくい、と書いてきたが、早く
も現実となってしまった。
190324千秋楽表彰 1541
<三月場所優勝した白鵬>

豪栄道に変わって浮上したのが、白鵬と鶴竜
の両横綱である。ともに37勝である。あと
2場所フル出場すれば、両横綱のうちどちら
かが、年間最多勝となるわけである。問題は
残り2場所を両横綱がフル出場できるか、
という点である。

白鵬は昨年全休2場所、途中休場が2場所
ある。鶴竜は全休1場所、途中休場1場所
ある。鶴竜のほうが、皆勤場所が多い。年間
最多勝の行方は両横綱の今後の出場次第で
ある。両横綱が躓くと大混乱に陥りそうで
ある。
190721千秋楽表彰 1268
<七月場所優勝した鶴竜>

もう1つ問題がある。それは、年間最多勝の
成績がよくない傾向である。本来なら72勝
以上はあげていただきたいが、昨年は60勝に
届かない実態であった。今年も数字的には
大きな期待はもちにくい。本来なら下から
生き生きとした若い力が躍進してくるのが、
望ましい。新入幕大鵬はその年66勝をあげた。
現代は大鵬を望めない。

年間最多勝が貧弱な数字にならないためには、
両横綱があと2場所をしっかり務めあげる
しかない、というのが現実である。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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