大相撲

2019年年間最多勝レース中間地点

2019年6月4日

今年、早くも半分の3場所が終了した。現
時点で年間最多勝レースはどのような展開に
なっているか。3場所までの中間経過をまと
めてみた。それが以下である。なお、対象は
3場所幕内に在位した力士とさせていただき、
単なる数字の比較ではなく、横綱大関の対戦
率によってクラスわけさせていただいた。
年間最多勝1A
年間最多勝2A
白鵬が1年間出場していたときは80勝越えも
あったが、ここのところ60勝はおろか、かな
り低空飛行が続いた。それが今年も続きそう
な気配である。目下のところ豪栄道の30勝が
最高である。三月場所12勝したのが大きいが、
あとは9勝が2場所である。豪栄道が休場
なく1年間を務めれば年間最多勝も可能で
ある。
161012豪栄道パレード 078
<豪栄道>

ただし、ここ2年間は必ず休場がある。全勝
優勝した年はフル出場しているが、年間56勝
しかしていない。また、連続2ケタ勝利は
わずか2場所で、それも1度きりである。
豪栄道には絶対的な信頼がどうしてもおき
にくい。

といっても他の力士もそれほど安定感はない。
どんぐりの背比べである。白鵬が残り3場所
を出場すればある程度の数字は残すかもしれ
ない。だが、それ自体難しい気がしている。
190519八日目幕内 499
<2019年5月 再出場貴景勝、碧山にはたき込まれる>

本来若手の貴景勝や阿武咲が活躍すれば、
明るい未来がみえてくる。だが、貴景勝は
新大関の場所を途中休場してしまった。新大
関の休場は15日制では前の山、大受、増位山、
千代大海、武双山、曙、栃ノ心についで8人
目である。阿武咲に至っては横綱・大関戦が
ないまま低迷している。

どうやら、今年の年間最多勝は低レベルに
なりそうな流れである。となると今年の年間
最多勝は一過性のモノになる確率が高そうで
ある。

早起きの生活です。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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