大相撲

元横綱の短命続く中、双羽黒が早すぎる死

2019年3月30日

元横綱の双羽黒が2月10日、慢性腎不全の
ため亡くなられたことが判明した。55歳と
いう若さだった。50歳台で亡くなられた横綱
は戦後12人目である。なお、戦後40歳台で
なくなられた元横綱はいない。
双葉山
武蔵山
羽黒山
前田山
東富士
照国
千代の山
吉葉山
朝潮
柏戸
隆の里
横綱没年1A
横綱没年2A
双羽黒は大関で優勝がないまま横綱になり、
横綱になっても優勝がなかった。そのため
双羽黒以降の横綱は大関で2場所連続優勝を
絶対的条件とする横綱昇進を余儀なくされた。
日刊
<日刊スポーツの記事>

双羽黒は付け人が集団脱走したり、立浪(元
安念山=元2代目羽黒山)親方と対立して
マンションにこもるなどしたりして廃業せざ
るを得なくなった。

親方と横綱が対立することはある。横綱に
育てたのはおれだ、という親方。部屋を興隆
させているのはおれだ、という横綱。しかし、
決裂して破滅に向かうことはない。それで
元も子もなくすことはない。どこかでお互い
妥協する。

それがなかったのが、双羽黒である。その
ため昭和62年12月、相撲界を去ることになっ
た。前代未聞の出来事だった。双羽黒は「最
後まで自分の信念を貫いた」と主張した。
サンスポ
<サンケイスポーツの記事>

その後、スポーツ冒険家、プロレスに転向
した。さらに総合格闘技を経て、立浪(元旭
豊)部屋のアドバイザーを務めたりした。

闘病は2013年から始まったという。無事に
天国にたどり着いただろうか。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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