平成29年一月場所で初優勝した稀勢の里は、
場所後横綱に推挙された。久々の日本人横綱
の誕生であった。その人気は凄まじかった。
明治神宮の横綱土俵入り初披露では朝早から
人が並び、拝殿前に入りきれず人数を制限
するほどであった。入れた方も3列目以降は
見えなかったと思う。
新横綱は何かと行事が多い。部屋の地元の
小学校に招かれたり、牛久で優勝パレードが
行われたりする。後援会がらみの非公式行事
も加わる。しかし、稀勢の里は相撲をくずす
ことはなかった。
新横綱として挑んだ三月場所、稀勢の里は
初日から連戦連勝。横綱白鵬は途中休場。
横綱鶴竜・日馬富士は前半で2敗していた。
ただ、大関照ノ富士が1敗で追走していた。
稀勢の里は初日から12連勝で13日目に日馬
富士と対戦した。
13日目は魔の日になった。日馬富士は速攻で
一気に勝負を決めた。その際西土俵下に転落
した稀勢の里が苦痛に顔をゆがめていた。
その後救急車で病院にむかうほどのケガで
あった。左前肩と胸部の負傷であった。
14日目、負傷の稀勢の里は鶴竜との一番で
あった。相撲は力なく、あっさり敗れている。
誰しも相撲どころではないという思いであっ
た。優勝は1敗照ノ富士、2敗稀勢の里と
なった。千秋楽は直接対決である。だが、
稀勢の里はまともに戦えまい。勝負になら
ないと思わずにはいられなかった。
■負傷稀勢の里照ノ富士に奇跡の勝利
平成29年三月場所千秋楽 稀勢の里30歳
た。相撲内容より勝ったことが大きかった。
これで優勝決定戦になった。だが、負傷稀勢
の里の不利は変わることはなかった。
■奇跡再び!負傷稀勢の里照ノ富士に連勝
平成29年三月場所千秋楽 稀勢の里30歳
優勝を達成した。観客は唖然とすると同時に
歓喜の拍手が会場にあふれた。しかし、これ
が稀勢の里最後の優勝になってしまった。
(この項目終わり)
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