大相撲

御嶽海の15日間を推測する2

2018年9月1日

九月場所、御嶽海と対戦が予想される関脇
以下の力士をみていこう。意外かもしれ
ないが多くの力士が五分の対戦を残して
いる。

◆要注意
魁聖 1勝4敗
九月場所対戦が予想される関脇以下で負け
越している力士が魁聖である。といっても
これはまだ御嶽海が三役に定着する以前の
ことである。ここ1年間は1勝1敗である。
御嶽海に苦手意識はない。魁聖は大きな相手
だけに真っ向から思い切ってあたれる。力
負けすることがないだけに勝機はある。

逸ノ城 3勝3敗
先場所(七月場所)は関脇同士なのに、なぜ
か対戦はなかった。この1年間は2勝3敗で
ある。逸ノ城はときどき力が入らない相撲を
とる。そうかと思うと目を見張る相撲を取る
こともある。御嶽海はどちらの逸ノ城と相撲
を取ることになるのか。後者なら相撲は盛り
上がる。
180121八日目幕内 419180527千秋楽幕内 963
<2つの逸ノ城戦>
<H30年一月場所>        <H30年五初場所>

貴景勝 3勝3敗
負けたり、勝ったりを繰り消している相手、
それが貴景勝である。先場所(七月場所)は
左前褌を素早く取ったことが勝因となった。
三月場所、御嶽海は立ち合い勝ちしながら
貴景勝に右へ動かれ体が泳ぐところを攻め
込まれている。御嶽海はまわしを取り、動き
を止めたいところである。また、貴景勝は
最後までねばるので気をぬけない。
180710三日目幕内 639
<H30年7月 御嶽海、貴景勝を圧倒>

豊山 1勝1敗
先場所(七月場所)の千秋楽の大熱戦は記憶
に新しい。豊山は五月場所初上位で星はあが
らなかったが、善戦した。力は着実につけて
きている。それだけに御嶽海にとっては痛恨
の1敗のリベンジを果たしたいところである。
御嶽海は相撲を長引かせず一気の攻めで勝負
をつけたい。

正代 6勝6敗
今年に入って3連敗中の相手であった。一月
場所、立ち合い後手にまわり、押し出されて
いる。三月場所、御嶽海の土俵際の上手投げ
をこらえた正代が、土俵の中で逆襲の強烈な
投げ。五月場所、正代にねばられ土俵をまわ
り込みながらの投げをくっている。だが、
先場所(七月場所)左前褌を取って出して
くずして押し出した。正代にがっちり組まれ
るとうるさくなる。立ち合い負けする相手で
はないので、当たっておこしてから攻めたい。

180322十二日目幕内 768
<H30年3月 御嶽海、正代に敗れる>

千代大龍 4勝4敗
立ち合いは同時に立って早く攻める。この
一番のカギはそこにある。実力的には差は
あるが一番相撲は何がおきるか予断をゆるさ
ない。御嶽海は馬力負けしないよう細心の
注意が必要。

遠藤 3勝3敗
この1年間は2度しか対戦していなく、1勝
1敗である。遠藤には組ませず、パワー相撲
で圧倒した相撲で先手を取ることである。

◆優勢
玉鷲 12勝2敗
勢  6勝
自信はときとして油断につながる。ここは
気を引き締めて臨むことである。

◆未知数
稀勢の里 1勝5敗
対戦成績は稀勢の里がいい。しかし、この
1年間は稀勢の里休場のため対戦がない。
それ以前に稀勢の里が15日間出場できるのか
未知数である。できたとしても稀勢の里の
成績と相撲内容がどの程度なのかがポイント
になる。御嶽海うんぬんより稀勢の里次第で
ある。
170709初日幕内 999
<H29年7月稀勢の里、御嶽海に敗れる>

関脇以下には全勝、悪くても1敗でのりきり
たい。御嶽海は星勘定することなく、1日
1番全力で自分の力が発揮できる相撲を取る
ことである。今年最後の東京場所は近い。

夏バテです。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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