大相撲

日々すべて相撲

2018年8月22日

残暑厳しい中、寝苦しい日があるが、力士は
どのように寝ているだろうか。元栃木山の
春日野は「寝るときは海老のようになって
寝ろ。大の字になって寝たら承知しないぞ」
と弟子に戒めていた。夏は暑いからといって
窓をあけ、裸で寝ることも禁じた。体のバネ
が失われないための寝方であった。
栃木山
<栃木山のブロマイド>

ほかに歩くときはすり足で、という教えも
あった。栃錦は大塚少年時代から、親方の
付け人であった。師匠の酒のお酌をしながら
様々な話を日々聞かされていた。栃木山と
いう人は常に相撲の二字を心にしまっておい
た方であり、常在土俵の方であった。

その弟子栃錦が親方になったとき、若羽黒の
将来を予言した。若羽黒はねちねちした押し
相撲で大関になった力士である。伝統、規則
を嫌った自然児であった。アロハを着て場所
入りしたこともあった。「おれは柏鵬時代の
反逆児だ」と嘯いていた。
栃
<栃錦のブロマイド>

その若羽黒が夏の暑さに耐えかねて、物干し
場で大の字で寝たということがニュースに
なった。これを知った春日野(元栃錦)は
「若羽黒は横綱になれない」と予言した。
これでは体がゆるんでしまい、力がはいら
ないとみたのだ。春日野(元栃錦)の予言は
あたった。それどころか若羽黒は大関を陥落
したのである。最後は前頭18枚目全休で相撲
人生を終えてしまった。
若羽
<若羽黒のブロマイド>

こうした教えが今もあるかは定かではない。
暑さの度合いが違ってきている面もある。
だが、昔のことと片付けられない何かを感じ
させるエピソードではある。

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  • この記事を書いた人
denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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