大相撲

看板に偽りあり

2018年3月6日

稀勢の里が一門の連合稽古を欠席したことで、
休場濃厚の見出しが出た。しかし、稀勢の里
は最初から初日を目指しての稽古ではなかっ
たから、いまさらという感がする。稀勢の里
はもう後がない。出場するときは最好調の
ときのみである。
171120九日目幕内 1315
<H29年11月 稀勢の里、宝富士に敗れ休場>

白鵬、鶴竜は現時点では未定であるが、出場
しても千秋楽まで取れるとは限らない不安
要素を抱えている。白鵬は張り差し、かち
あげが封印されているなかで、どういう相撲
を取るか定まっていないと、一月場所の繰り
返しになり、苦戦をする。ほどほどに張り
差し、かちあげをいれてくるのか。阿武咲の
休場はすでに決まっている。

それにしてもここ3場所は関取休場の量産で
ある。途中出場した力士を含めて休場した
力士は以下である。

九月場所 9人横綱3大関2平幕3十両1
十一月場所8人横綱3関脇1平幕3十両1
一月場所 9人横綱2小結1平幕2十両4
180116三日目幕内 717
<H30年1月 白鵬,北勝富士に一方的に敗れる>

この休場の中には、暴行を受けた貴ノ岩が
2場所含まれている。横綱は協会の看板で
あるだけにこれだけ休場されると、看板に
偽りありである。これだけ休場すると取組数
は減り、好取組は減少する。横綱対横綱は
ここ3場所実現していない。

休場が多いのは、体重過多が原因として考え
られる。だとしたら、今後休場力士が限り
なく0になる場所は珍しくなってくる。へた
に粘ればケガにつながると考えても不思議
ではない。熱戦が少なくなる悪循環に陥る。
170912三日目幕内 327
<不戦勝のお知らせ>

三月場所は休場力士数に歯止めがかかるのか。
昨年は関取が5人休場している。ここ3場所
よりは減るかもしれないが、ある程度の数は
避けられない恐れがある。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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