大相撲

新たな不祥事勃発で問われる公益財団法人

2018年2月28日

留まることのない協会の不祥事。三月場所を
前にして、2年前の十一月場所中におきた
とんでもない事件の疑惑が浮上してきた。
10代の現役力士が福岡で10代の少女に無理
やりわいせつに及んだ疑いが出てきた。すで
に1月中旬書類送検されていた。この力士は、
行為は認めているが「合意の上」と話して
いる。だが、被害者はPTSD(心的外傷スト
レス障害)を発症し、警察に被害届をだして
いたという。
161123風景 028
<福岡国際センター>

ここまでいくと協会は公益財団法人であって
いいのか、と改めて問われてもおかしくない。
そもそも、野球界やプロレスとどう違うのか、
ということはよくいわれる。なにより公益
財団法人になって年寄株の売買は禁止されて
いるはずだが、実体はどうなっているのか。
春日山の株が裁判所沙汰になったとき、1億
7160万円を元濱錦が元春日富士に支払う判決
が、横浜地方裁判所からでている。

名前を変えて指導料、顧問料ならいいという
ことにはならない。協会が定めたルールの
精神を逸脱する脱法行為にあたり、抜け道に
過ぎない。年寄株の売買は、元佐田の山の
境川理事長が取り組もうとして、協会内で
猛反対にあい、理事長を退任せざるを得なか
った大問題である。それが公益財団法人に
なりたいために、年寄株の売買禁止を打ち
出した。だが裁判所の判決をみても、根本的
に解決できているとは思えない。
160509二日目幕内 888
<元濱錦>

暴行問題による処分続出、セクハラ、無免許
運転、過去の暴行事件明るみ、そしてここへ
きてわいせつ行為疑惑。まるで底なしであり、
今後何がでても驚かない状況である。これに
年寄株の不透明さが加わったモノが、今の
公益財団法人の実態である。
郵便局で4つ用事を片付けました。
興味深いテーマをこれからもお届けます。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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