五月場所、先場所途中休場した豪栄道はカド
番で迎えることになる。大関在位16場所を
終えて、5度目のカド番である。約3場所に
1回はカド番である。全勝優勝してまだ1年
たってないが、そのイメージは時とともに
薄れつつある。今の豪栄道は横綱を狙うどこ
ろか、大関の地位を保つのに四苦八苦して
いるのが、現状である。
しかし、あえて言うならこれは不思議でも
なんでもない。大関に昇進する前だけ成績が
よくて、上がってしまえば不成績に陥る「大
関の法則」にあてはまっているだけである。
豪栄道も例外ではなかったわけである。幸か
不幸か、最近カド番大関は場所の話題にも
あがらなくなって来た。豪栄道は真剣に相撲
に取り組むタイプだけに、日はまた昇って
ほしい。
直近4大関の成績が以下である。琴奨菊、
稀勢の里は大関時代の数値である。
里のみである。
先場所、13勝2敗と久々に優勝争いをした
照ノ富士は大丈夫か。なにしろ、1ケタ勝利
と負け越しの繰り返しで10場所経過したわけ
である。それが別人かと思われる先場所の
活躍であったわけである。そういう意味では
まだ信用が完全に回復したとはい言いがたい。
本来なら照ノ富士は稀勢の里の前に横綱に
昇進してもおかしくない逸材だった。新入幕
からわずか7場所を経て大関に昇進したので
ある。23歳だった。若さと勢いに満ち溢れて
いた。それが一転したのだから、期待は薄れ
る一方になった。
ただ、照ノ富士が復活すれば相撲は面白く
なる。活気があふれる土俵になる。今の横綱
は4人いるが、そろって30歳以上である。
ここへ照ノ富士がわってはいれば一味違って
くる。五月場所は照ノ富士の今後を占う大事
な場所になる。
場所が近づくにつれ、相撲番組が増えて
います。
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よしなに
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