大相撲

カド番に挑む豪栄道と真価を問われる照ノ富士

2017年5月7日

五月場所、先場所途中休場した豪栄道はカド
番で迎えることになる。大関在位16場所を
終えて、5度目のカド番である。約3場所に
1回はカド番である。全勝優勝してまだ1年
たってないが、そのイメージは時とともに
薄れつつある。今の豪栄道は横綱を狙うどこ
ろか、大関の地位を保つのに四苦八苦して
いるのが、現状である。
170312初日幕内 609
<カド番脱出なるか豪栄道>
 
しかし、あえて言うならこれは不思議でも
なんでもない。大関に昇進する前だけ成績が
よくて、上がってしまえば不成績に陥る「大
関の法則」にあてはまっているだけである。
豪栄道も例外ではなかったわけである。幸か
不幸か、最近カド番大関は場所の話題にも
あがらなくなって来た。豪栄道は真剣に相撲
に取り組むタイプだけに、日はまた昇って
ほしい。
170312初日幕内 630
<H29年三月場所 勢を倒した豪栄道>
 
直近4大関の成績が以下である。琴奨菊、
稀勢の里は大関時代の数値である。
4大関の成績A
これを見ると大関合格は、大関時代の稀勢の
里のみである。

先場所、13勝2敗と久々に優勝争いをした
照ノ富士は大丈夫か。なにしろ、1ケタ勝利
と負け越しの繰り返しで10場所経過したわけ
である。それが別人かと思われる先場所の
活躍であったわけである。そういう意味では
まだ信用が完全に回復したとはい言いがたい。
170326千秋楽幕内・表彰 435
<先場所、稀勢の里と優勝を争った照ノ富士(左)>
 
本来なら照ノ富士は稀勢の里の前に横綱に
昇進してもおかしくない逸材だった。新入幕
からわずか7場所を経て大関に昇進したので
ある。23歳だった。若さと勢いに満ち溢れて
いた。それが一転したのだから、期待は薄れ
る一方になった。
170326千秋楽幕内・表彰 531
<H29年三月場所 優勝決定戦に挑む照ノ富士>
 
ただ、照ノ富士が復活すれば相撲は面白く
なる。活気があふれる土俵になる。今の横綱
は4人いるが、そろって30歳以上である。
ここへ照ノ富士がわってはいれば一味違って
くる。五月場所は照ノ富士の今後を占う大事
な場所になる。

場所が近づくにつれ、相撲番組が増えて
います。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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