MENU

大相撲冬の時代を支えた白鵬

このところ白鵬が弱くなった、衰えたという
話ばかり書いてきた。人間照る日があれば
曇る日もある。また「白鵬のかちあげ、ダメ
押し、懸賞金の取り方が嫌いという方」が
いるかもしれないが、人間には功罪がある。
ということで白鵬が、実は大変な功労者で
あることをここに記したい。
100725千秋楽表彰 049
<H22年七月場所 白鵬、優勝旗だけの表彰>
 
白鵬の功労、それは大相撲冬の時代を支えた
ことである。今日、数時間でチケットが完売
する大相撲人気からは考えられないが、大相
撲には人気が低迷していた時期があった。
日本人横綱がいない、日本人の優勝者がいな
いということもあるが、根本は、不祥事の
連続であった。
平成19年6月 新弟子暴行死事件
平成20年8、9月大麻事件
平成22年5月 野球賭博事件 
平成23年2月 八百長発覚事件
まあ、よくぞここまでというぐらい大相撲界
は、揺れに揺れた。事件に関った力士・関係
者の多くが相撲界を去っていった。平成23年
の八百長発覚事件では本場所が中止に追い
込まれたほどである。平成19年6月の新弟子
暴行死事件のあとの七月場所が白鵬の新横綱
としての場所であった。2年4場所、つまり
平成22年一月場所までは朝青龍と白鵬の2横
綱の時代であった。この間白鵬は16場所中
9回優勝している。
110522千秋楽幕内・表彰 1085
<平成23年技量審査場所
またも優勝旗だけの表彰>
 
平成22年三月場所から24年九月場所までの
15場所は白鵬の一人横綱時代である。この間
大相撲界を震撼させる野球賭博事件と八百長
発覚事件がおきた。そのため直後の場所は
優勝の表彰が優勝旗だけという寂しさであっ
た。白鵬は実にこれを2度味わっている。
つまり横綱白鵬は不祥事とともにあった時代
である。冬の時代は初日でも当日いい席が
けっこう買えたりした。平日は販売窓口で、
もっといい席があります、といわれたくらい
である。成人の日7000人で、空席が目立った
ことは痛烈に覚えている。今なら考えられ
ない時代である。
111127九州千秋楽表彰 463加工
<H23年十一月 白鵬の優勝パレード 旗手旭日松>
 
こうした状況で横綱不在、場所は乱戦混戦の
連続だったらどうなっていただろうか。白鵬
は一人横綱時代15場所中10回優勝している。
双葉山に続く、63連勝を成し遂げた。2度も
優勝旗だけという寂しい優勝表彰は後にも
先にも白鵬だけである。白鵬こそ、大相撲冬
の時代を支えてきたのは紛れもない事実であり、
その功績はとてつもなく大きい。

相撲好きが入院していたことがわかった。
健康であればこそ大相撲観戦ができること
を認識し直しました。
興味深いテーマをこれからもお届けます。

マーク2カ所をクリックして支援してください。

よしなに
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村 

相撲 ブログランキングへ 

↑↑↑↑↑↑↑↑↑                      

ブログランキング

当サイトはブログランキングに参加しております。記事をよんでいただいたら、以下バナーをクリックいただくと、ランキングに反映されます、1日1クリックよろしくおねがいします
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

目次