三月場所、横綱らしい相撲が取れず、早々と
途中休場した白鵬。これで5場所連続優勝
なしと、初優勝以降ワースト記録となった。
成績もよくない。34勝16敗25休である。勝率
6割8分である。記録男白鵬もここへきて
急激に衰えが忍び寄っている。
<三月場所4日目勢に負け休場に追い込まれた白鵬>
白鵬の記録で気になるのは、通算勝利数で
ある。現在1021勝で時計が止まったかの如く、
数字は積み重ならない。昨年の11月場所で
通算1000勝を達成したが、新記録である魁皇
の1047勝には遠い。今の白鵬の状況ではまる
でメドがたたない。
<通算1000勝をあげ花束を贈呈される白鵬
平成16年11月場所3日目>
次に気になる記録が横綱在位記録である。
白鵬は、現在59場所で2位タイである。1位
は北の湖の63場所である。もっとも北の湖は
63場所中皆勤は51場所である。白鵬はすでに
56場所皆勤である。白鵬は元々は休場の少な
い横綱だった。最近はそれもくずれつつある。
白鵬の優勝回数は37回と最高数である。だが、
白鵬は何回優勝するかで42回と予想した。
現在の白鵬からははるかかなたの数字である。
大鵬は晩年の3年間、2回、1回、1回の
優勝だった。北の湖は晩年の3年間で1回の
優勝だった。白鵬は三月場所前32歳になった。
すでに大鵬、北の湖の引退年齢を超えている。
<昨年の五月場所が37回目の優勝>
時代は新しい力稀勢の里が台頭してきた。
これに対抗するのに並みの稽古では追いつか
ない。泥にまみれるほどのぶつかり稽古を
しなければ白鵬の復活はない。
昼食はすし屋でとりました。
興味深いテーマをこれからもお届けます。
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