大相撲

■初 2日目 玉鷲戦でみせた稀勢の里の破壊力

2017年1月9日

今日、目にとまったのは結びの一番で日馬
富士を倒した御嶽海ではない。めきめき地力
をつけてきた玉鷲を倒した稀勢の里である。
稀勢の里が玉鷲戦でみせたのは爆発力だった。
一気に玉鷲を土俵外にもっていった。
170109二日目幕内 420
170109二日目幕内 421
170109二日目幕内 422
これまで稀勢の里はどちらかというとじわ
じわと攻めていくタイプであった。左四つ
右からはさみつけるようにもっていく。堅実
ではあるが、はなにか物足りなさを感じて
いた。しかし、一気にもっていく相撲は、
対戦相手が脅威に感じる。

元々稀勢の里は左四つといっても投げがある
わけではない。かといって怒涛の寄り身と
いうわけでもない。もっとも投げは打ち返し
があるし、今日の日馬富士のように相手を
呼び込んでしまうこともある。

投げは破綻つながる面があるのだから、稀勢
の里に投げがないからといって悲観する材料
にはならない。神様幡瀬川も攻撃的な寄り
相撲玉錦には勝てなかった。

稀勢の里に必要なのは、相手につけいるスキ
を与えない破壊力である。こういう相撲を
今後も取り続ければ、横綱陣もうかうかでき
ない。そうなれば優勝も視野に入ってくる。
玉鷲戦でみせた相撲が持続するかどうかで
稀勢の里の今後が決まる。

ブルーレイは値段、出力は様変わりして
いました。

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  • この記事を書いた人
denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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