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■初 3日目 大相撲雑感

平日初の日の満員札止めは、事前に予想され
ていたとはいえ驚異的なことである。発売
3週間くらいで既に前売りがなくなっていた。
今場所の15日間満員御礼は確実である。大相
撲冬の時代にこんななぞなぞがあった。野球
場にいる鳥はウグイス(嬢)、では大相撲会場
にいる鳥は?答は下記に。
平成23年七月場所に次のようなメモがあっ
た。
本場所が復活した。八百長の発覚で6場所の
なかで最も楽しみにしていた大阪場所は中止
となり、五月は前代未聞の無料開催であった。
このようなこととは生きている間に出くわし
たくなかった。あらためて思う、通常が一番
である。大相撲が再度八百長に走れば、消滅
のときである。協会員が路頭に迷うことに
なる。ばれなければいいというものではない。
それにしても観客の入りは69%だという。
戦後の混乱期、相撲人気復活のために、三賞
制度と優勝決定戦制度を導入した。今、相撲
人気を高めるためにどうすればいいか、真剣
に考える時期がきている。
今となっては遠い昔のことのようにさえ思え
る。(なぞなぞの答は閑古鳥である)
さて、館内は満員札止めだが、相撲内容は
どうか。まだ、3日間だが相撲内容がいいの
が白鵬と稀勢の里である。この日白鵬の対戦
相手は、豪栄道、日馬富士を倒して勢いに
のる御嶽海である。しかし、白鵬はまるで
問題にしなかった。御嶽海は力を出す間も
なく、土俵を割った。
稀勢の里の対戦相手は荒鷲だが、要注意の
対戦相手ではない。結果は危なげなく勝った。
それにしても横綱・大関が14勝7敗ではいさ
さか寂しい成績である。先場所は14日目優勝
が決まった。千秋楽の稀勢の里対琴奨菊戦が
組まれず、しらけることはなはだしかった。
今場所こそ満員御礼に応える取組と相撲内容、
優勝争いを展開していただきたい。
【番外】大相撲のBS放送が3日目から6日目
まで101で放送される。これでは相撲放送は
つかみどころがない。原理原則がなく、気ま
ぐれにしか見えない。大相撲ファンのなか
には、大相撲中継を見るためだけに受信料を
払っている方がいる。アナログ時代はBS2で
13時から18時までニュースなしで放送して
いた。これこそ大相撲ファンに応える方法で
ある。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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