大相撲

一月場所の番付上位クラスと注目点

2016年12月26日

年の瀬に新番付が発表された。横綱・大関に
休場がなければ、横綱・大関の対戦範囲は
前頭東3枚目隠岐の海までである。ここまで
が幕内上位クラスである。同部屋のため、
日馬富士、照ノ富士、稀勢の里は西3枚目の
勢まで対戦する。横綱・大関とフル対戦する
かしないかは大違いなのである。横綱・大関
とフル対戦する顔ぶれをみてみる。

関脇 玉鷲 ☆先場所唯一横綱・大関フル
対戦で勝ち越し 平成28年横綱戦1勝2敗 
大関戦3勝2敗
関脇 正代 ○先場所横綱・大関戦部分対戦
(3戦)の幕内中位下位クラスで2ケタ勝って
昇進 平成28年横綱戦0勝7敗 大関戦
4勝9敗

160925千秋楽幕内・表彰 1052
<隠岐の海(前)と高安(2番目)>

小結 高安 ★先場所関脇で7勝8敗 平成
28年横綱戦3勝8敗 大関戦7勝5敗
小結 栃ノ心 ○先場所幕内中位下位クラス
から2ケタ勝って昇進 平成28年横綱戦0勝
11敗 大関戦 6勝11敗

筆頭 宝富士 ○先場所幕内中位下位クラス
から勝って番付を上げる 平成28年横綱戦
2勝6敗 大関戦4勝11敗
筆頭 御嶽海 ●先場所小結で6勝9敗の
負け越し 平成28年横綱戦0勝6敗 大関戦
3勝6敗
番付
2枚目 松鳳山 ○先場所幕内中位下位クラ
スから勝って番付を上げる 平成28年横綱戦
1勝4敗 大関戦3勝5敗
2枚目 荒鷲 ○先場所幕内中位下位クラス
から勝って番付を上げる 平成28年横綱・
大関戦戦はなし(十両3場所)
3枚目 隠岐の海 ●先場所関脇で2ケタ
負け 平成28年横綱戦4勝9敗 大関戦8勝
11敗

先場所に引き続き横綱・大関とフル対戦する
のは4人、それ以外の幕内中位下位クラス
から上がってきたのは5人である。横綱・
大関戦に好成績をあげている力士は、隠岐
の海と高安である。横綱・大関が7人いる
から勝ち越すのは容易でない。1人か場合
によっては0もありえる。

先場所敢闘賞の石浦は9枚目まで番付を上げ
てきた。注目は先場所十両優勝の佐藤改め
貴景勝である。大勝により12枚目につけた。
幕内でどんな相撲をみせるか。期待される
逸材である。

161127千秋楽十両幕下以下 992
<十一月場所十両優勝した佐藤>

幕内から陥落候補は佐田の海、旭秀鵬、英乃
海、豊響と4人いたが、十両から上がるのは
佐藤改め貴景勝と千代皇の2人である。結局
8枚目3勝12敗の佐田の海を残し、十両6枚
目の9勝4敗2休の大砂嵐を入幕させた。

前売りはとっくに売切れである。人気にふさ
わしい熱戦もさることながら、横綱・大関は
待遇にふさわしい責任を果たしていただき
たい。

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denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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