前日の2日は整理券の配布日だった。会社へ
遅れないための配慮か、朝7時から配布開始
である。国技館窓口でしか発売していない
自由席通し券がなくなり、並ぶ列はどのくら
い減ったかと思い、自分の目で確かめにいっ
た。5分前の時点で、正門から南門まで並ん
でいた。列の長さとしては、極端に減った
とは言いがたい。人数は140人台であった。
ただし、国技館窓口は12時発売開始のため、
全国発売より2時間遅く、係の方はその点
を何度も説明していた。以前は9時発売だっ
たものが、現在の販売法にした理由に警察の
指導があったという話がある。チケットを求め
る人によってテント村ができることに対してで
ある。しかし、けっこう長い期間やってきて
急にという感が否めない。どこまで本当の
話か不明である。
3日、一月場所のチケット発売日。観戦希望
者にとっては、緊張の日である。観戦希望日
は、土日祝日に集中する。特に日曜であり、
千秋楽である。コンビニで奮闘した方には
アクセスができなくなったというメールを
いただいた。中日8日目は買えなかった、
あるいは希望の席に到達できなかった方も
いた。
現在のチケット獲得法は、スピードでいうと
断然コンビニが早い。並ばない、店舗数が
多く、地元に手軽にある。

<協会の一月場所の案内>
チケットぴあはどこにでもあるわけではない。
営業時間が10時半、11時もある上、並んだ
場合、席は選べない。しかも一人1枚で、
複数も求める方は、最後尾に並び直すの
だからいいことはない。
ネット、電話は繋がるとは限らない。今の
チケット販売システムは労多くして益少なし
ということが言える。
相撲人気はいつまで続くか。これは相撲通や
相撲愛好家より一歩引いた方のほうが正確
かもしれない。というのも相撲通や相撲愛好
家はこれまでのスーパースターや人気ナンバ
ー1力士によって相撲人気は支えられてきた
と思いがちである。しかし、現在の相撲人気
は、明らかにそういう状況にない。
福岡12日目で書いた地元のカメラマンは、
東京オリンピックまで続くと見ていた。相撲
独自の世界、文化的側面が大きいと語って
いた。なるほどそれとともに自分なりのひい
き力士や上がっていく新しい力に魅力を感じ
ているのかもしれない。そうなるとチケット
戦争は東京オリンピックまで続くことになる。
2日連続の早起きをすることになった。
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