大相撲

全勝初優勝の翌場所

2016年10月3日

九月場所では、大関豪栄道が見事な初優勝を
全勝で飾った。明治42年国技館開設以来、
全勝初優勝は横綱・大関との対戦がない3例
を除くと豪栄道で12例目である。豪栄道の翌
場所の成績が気になるが、11例はどんな
成績を残したのか。それが以下である。
全勝初優勝の翌場所A
連続優勝したのは双葉山だけである。それも
全勝優勝である。双葉山はこのとき69連勝中
であった。次に成績がよかったのは大錦の
9勝1敗と大乃国の12勝3敗である。
双葉山
<双葉山のブロマイド>
 
山錦、備州山、吉葉山はこれが唯一の優勝で
あった。吉葉山は全勝優勝後横綱に昇進した
が、横綱で優勝することはできなかったわけ
である。全勝優勝の翌場所は全休であった。

11力士の勝率は7割3分3厘(1預かりは0.5
勝0.5敗として計算)である。15日制だと約11
勝に相当する成績である。来場所は白鵬が
戻ってくる。ほかの力士の豪栄道対策も進ん
でくる。特に逆転の首投げはくわないよう、
ひと腰落としてくる可能性がある。
160923十三日目幕内 629
<豪栄道の日馬富士戦の勝利に座布団が飛ぶ>
 
今年の一月場所で初優勝した大関琴奨菊の
その後の成績はいまひとつである。豪栄道も
琴奨菊も予期せぬ突然変異のような優勝と
いう点では共通している。そう考えると豪栄道
の連続優勝は、歴史的観点と合わせて考える
とかなり難しいかもしれない。

日照が少ない日々が続く。

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よしなに
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  • この記事を書いた人
denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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