大相撲

大相撲次の展開

2016年10月2日

大相撲人気は今年に入ってますます上昇傾向
にある。九月場所は15日間満員札止めという、
これ以上ない人気となった。人気は絶頂だか
らこのままでいい。このままで十分人気がある、
と現状に満足して何もしないこと、これが一番
まずい。ブームが去った後なにもなかったでは
なく、人気があるときこそ次の展開を見据える
ことが大切である。それは和装デーやラインの
プレゼントなどではない。主点は土俵にある。
輪
<輪島、横綱昇進記事>
 
現在横綱はそろって30歳以上である。大関も
照ノ富士を除いて30歳以上である。成長が
望める年齢ではない。下り坂で引退する力士
も出てくる恐れがある。若手大関の照ノ富士
はケガで多くを望めない。年齢順にいくとすぐ
ではないかもしれないが、琴奨菊の引退、
日馬富士の引退、いやその前に照ノ富士の
大関陥落が先にあるかもしれない。

大鵬が横綱になった後、栃ノ海・佐田の山が
横綱に昇進した。しかし、彼らは大鵬より先に
引退した。その時、大鵬は全盛期を過ぎて
いながら第一人者であった。対抗する者は
いなかった。横綱候補は玉乃島がいたが、
決定打に欠けていた。昭和43年から44年は
相撲人気が低迷した時代である。ライバル
柏戸の引退後、大鵬の衰えが目立ち始め、
休場が多くなった。そんななか、大関時代が
長かった北の富士と玉乃島がようやく台頭
して横綱に昇進した。青年横綱の誕生である。
湖
<北の湖の台頭を伝える記事>
 
現代は、北の富士と玉乃島のような若き横綱
候補がいない。蔵前の星輪島、怪童北の湖と
なる逸材も出てきていない。次の展開に必要
なのは、横綱を狙える力士の育成である。横
綱候補を育てることが大相撲人気のあるうち
に果たすべき緊急の課題である。

大相撲チケットをもちながら、会場に行って
いないという悪夢をみてしまった。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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