大相撲

続玉の海梅吉氏が残した言葉2

2016年10月1日

土俵の中は赤土だけ。欲得に動くから相撲が
おかしな方向に走ると言う玉の海梅吉氏。
おかしな方向という中には八百長もある。
昭和46年の相撲専門誌が八百長相撲の特集を
掲載したことがある。優勝がかかった状況、
横綱・大関昇進がかかった状況、大関が負け
越しそうな状況、新三役がかかった状況、十両・
幕下陥落を阻止したい状況などにあやしい相撲
が見られがちだった。

玉の海梅吉氏自身も優勝がかかった出羽湊と
の一番で安易に受けたことを痛恨のこととして
物凄く後悔した。その後悔から2度とやるまい
と誓って、カド番の五ツ島側からの申し出を
断った。勝負は純粋なものである。観客を欺く
ことは許されない。玉の海梅吉氏の言葉を
みてみよう。

私には、なんらの形ある物は残らなかったし、
数字の上で目立ったものも何一つない。だが、
私は、誰よりも価値あるものを土俵から得た
と思っている。それは、事実を見つめ、真実
から目をそむけないこと、相手の力を恐れ、
作戦的に小細工を用い、その場その場を
小利口に泳いで生きたりはしないこと、これ
こそが、私が土俵から得た人生観である。

tama
<これが大相撲だ 潮文社刊

相撲解説も同じことである。その時、その時、
勝ち力士を誉め、当たり障りのないことを
言っていればそれがいちばん楽で、利口な
やり方なのかも知れない。だが、私にはそれ
がどうしてもできなかった。全力で鍛え上げた
自分の力を、一番一番の相撲に出しつくす、
そんな力士、そんな相撲こそが誉められる
べきであると考えていたし、勝敗や、その
結果としての番付上の地位の上下は私には
ほとんど関心がないことだった。私は、相撲
解説をしていている間中、唯それだけに注目
し、それを視聴者にわかってもらえるにはどう
すればよいか、そのことだけを考え続けて
マイクに向かってきた。
(これが大相撲だ 潮文社刊より)、

相撲解説は、 明解神風、重厚玉の海と言われ
た。相撲理念・相撲哲学があり、時にはユー
モアをまじえる玉の海梅吉氏は解説者として
まさに貴重な存在だった。

国会中継で相撲中継がなくなる漫画をみて
ほほえましかった。

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よしなに
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  • この記事を書いた人
denkouriki

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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