大相撲

組み合わせ写真館

2016年6月26日

土俵の目撃者は写真にこだわってきた。その理由は次の
ような事情からである。かつてスポーツ雑誌の会社が傾き、
優秀な社員がリストラにあった。そのなかから有志が集ま
って新しい出版社をつくった。そこで、競合誌が少ないプロ
レス・ボクシングを創刊することになった。雑誌「ゴング」の
誕生である。
しかし、写真も資料もないゼロからのスタートであった。それ
ゆえ、写真の貴重さ重要さに気付かされたわけである。もっ
とも、この話は何十年もたって、初めて明かされたエピソード
である。

相撲写真は相撲仲間に進呈したりもする。小さな世界に
押し込めるのは、好きではないので、A4版にして渡し
ている。そのなかに1枚で2度楽しめる組みあわせ写真
にすることがある。これから組み合わせ写真を紹介する。

まず、華麗なる横綱の土俵入りである。それも太刀山型と梅
ヶ谷型がそろいやすい時代であった。

2横綱土俵入り加工
<上朝青龍 下白鵬>
日馬鶴竜土俵入り
<上日馬富士 下鶴竜>

次に力士と切り離せない手形と関取の組み合わせである。

琴欧洲
<琴欧洲>
日馬富士と手形
<日馬富士>

様々な表情をとらえた4点を組み合わせた写真。

披露宴
<鶴竜>
勢
<勢>

勝負を別な角度でとらえたものもある。

11年初場所14日目別角度白鵬対把瑠都加工
<白鵬対把瑠都>
鶴竜対豪栄道一月九日目
<鶴竜対豪栄道>

力士の幕下以下の時代と現代を比較。時の流れを感じることができる。

栃ノ心今昔
<栃ノ心>
照ノ不富士今昔
<照ノ富士>

関取の化粧まわし違いの土俵入り。玉鷲の真ん中がのぼり
なのは分けがある。のぼりの製作依頼者からのぼりを撮っ
てくれと頼まれたのだが、のぼりだけでは寂しいのでこう
いう形をとった。

宇良 
<宇良>
玉鷲加工
<玉鷲>

組み合わせ写真は手間はかかるが、受け取った方の喜び
はいつもと別表情である。それだけに、がんばってこれから
も制作していきたい。

6月も残りわずか。
興味深いテーマをこれからも届けます。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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