大相撲

新番付の注目点

2016年6月27日

五月場所後目だったニュースが少ないまま、新番付発表
の日を迎えた。焦点は再び稀勢の里に集まる。優勝して
横綱になるか。3場所続けて好成績を残せるか。これは、
稀勢の里にとって未踏の域になる。本来、横綱は少なく
とも連続優勝を望みたいところである。先場所と違うの
は、稀勢の里は30歳となって七月場所に挑むことになる
点である。時間はいつまでも残されていない。
七月番付
先場所横綱・大関全員と対戦して唯一勝ち越した魁聖は、
関脇に昇進した。小結は高安か御嶽海か。勝ち越し1点
につき、1枚上がる原則なら、御嶽海が上だが、高安に
落ち着いた。横綱・大関と対戦するのは、上位に休場が
なければ、東3枚目の大砂嵐までである。同部屋対戦せ
ずのため、伊勢ヶ濱・佐渡ヶ嶽・田子ノ浦勢の横綱・大関
と西3枚目の妙義龍が対戦することになる。

初の横綱・大関戦となる御嶽海はどんな相撲を取るか、
注目である。先場所、正代は6勝9敗と健闘した。問題
は2度目の横綱・大関戦となったとき、勝ち越すだけの
感触を得るかどうかである。遠藤はいまだ、横綱・大関
全員と対戦しての勝ち越しはない。

幕内から十両への陥落者は6人。十両からの文句なしの
昇進は3人。ぎりぎりなのが北はり磨と佐田の富士である。
もう一人は幕に残すか、無理にあげるか注目していたが、
後者をとった。荒鷲が再入幕を果たした。

十両佐藤は西6枚目、宇良は西8枚目に躍進した。

七月場所の人気は上々である。それにしても次の大関を
狙える候補がいない。照ノ富士以外の横綱・大関は高齢
化へ突き進んでいる。新弟子希望者が増えないことを加
え、ここに大相撲の悩ましい点がある。

6月も残りわずか。
興味深いテーマをこれからも届けます。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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