大相撲

続 今年の土俵の目撃者を振り返って

2015年12月30日

土俵の目撃者は写真にこだわっている。文字千字で表現
するよりも1枚の写真のほうが説得力をもつからである。
1年前、「土俵の目撃者の源流」で源流は3つあり、その
1つが日本スポーツ出版社のプロレス専門誌ゴングで
あったことを述べた。日本スポーツ出版社は昭和42年
ベースボール・マガジン社が傾いたとき、退社を余儀なく
された方がつくった会社である。創立当時は1枚の写真
も資料もない状態からスタートした。そんなゴングが約
半年後にはプロレス写真画報を出版した。そうした事情
を知ってから写真の大切さを痛感していた。

朝琴
<朝青龍のダイビングアンダースルーが琴光喜に決まる>

今年は大相撲関連の写真を何枚撮影したか。正確には
数えたことはないが、おそらく6ケタはいっていると思う。
連続写真で技の流れを表示したのが、最近では「首投げ
一閃」の豪栄道の首投げであり、「朝青龍忘れえぬ大勝
負」などである。今年は「照ノ富士あの日あの時」で新
序出世披露の写真を公開した。「勢あの日あの時」では
勢の長かった幕下時代とともに歌う勢も掲載した。また、
土俵の目撃者は宇良の相撲を追いかけ、前相撲を含め、
全取り組みを紹介してきた。しかし、好評でなかったため、
途中で中止してしまった。

110512五日目幕下以下 255
<一番出世の後の照ノ富士>

古い写真の収集も欠かせない。思いがけない写真に出く
わしたときはこの上ない喜びである。ざんばら髪時代の
輪島、明治時代の写真などが今年の成果である。中には
どういうルートできたものかよくわからないものもある。

撮影した写真をパソコンに落とすだけでも1場所相当の
時間を必要とする。その中から写真を選択するのは、け
っこう手間がかかる作業である。ただ、撮った写真をA4
サイズの大きな写真にして、相撲仲間に進呈したとき
みせる喜びの表情は疲れを癒してくれる。

141106九州前夜祭続 067
<歌う勢>

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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