69、35という数字で何を思い浮かべるか。大相撲ファン
ならピンとくるのではないだろうか。言うまでもなく、
双葉山の最高連勝記録69連勝と白鵬の幕内の最多優勝回
数35回(2015年七月場所現在)である。力士の個人新記
録は序ノ口からの通算最多勝利、幕内通算最多勝利、最
年少記録、連続出場記録、幕内・十両の往復記録、新三
役が関脇の力士など様々な記録がある。しかし、力士の
個人記録なら記録マニアの方のほうが詳しいのでここで
は触れない。個人記録以外の相撲の数字をピックアップ
してみよう。
45日
これは技関係の数字である。明治末から大正初期の強豪
横綱太刀山の強烈な猛突っ張りは”45日の鉄砲”といわ
れた。これは、45日→一月半→一突き半、というシャレ
からきている。太刀山の一突きで相手は土俵際まで吹っ
飛ぶ。そこを軽く突いて出すところからついた呼び名で
ある。つぼにはまった高見山がたまにみせたことがある。
10分-7分-5分-4分
幕内の仕切り制限時間の変遷である。昭和3年、ラジオ
中継の開始とともに仕切り制限時間が設けられた。最初
は10分である。今の仕切りを見慣れている方にはとてつ
もなく長く感じる時間かもしれない。その後昭和17年1
月に7分、昭和20年11月5分、昭和25年9月に4分とな
って現在に到っている。今年で65年たったことになる。
11人
この人数は理事長の数である。初代は軍関係の方で廣瀬
陸軍主計中将である。2代目は元常ノ花の出羽海である。
以下元双葉山の時津風、元出羽ノ花の武蔵川、元栃錦の
春日野、元初代若乃花の二子山、元佐田の山の出羽海、
元豊山の時津風、北の湖、元三重ノ海の武蔵川、元魁傑
の放駒と続く。そして再び12代目理事長として北の湖が
復帰した。2度なったのは北の湖だけである。なお、戦
前の一時期会長職があり、3人の軍関係者がなっている。
以下元双葉山の時津風、元出羽ノ花の武蔵川、元栃錦の
春日野、元初代若乃花の二子山、元佐田の山の出羽海、
元豊山の時津風、北の湖、元三重ノ海の武蔵川、元魁傑
の放駒と続く。そして再び12代目理事長として北の湖が
復帰した。2度なったのは北の湖だけである。なお、戦
前の一時期会長職があり、3人の軍関係者がなっている。
275場所
昭和の場所数である。昭和は東西合併によって西日本場
所が年2回あり、4場所でスタートした。昭和8年から
年2場所になった。戦前戦後の混乱期は昭和20年6月の
無観客場所や昭和21年の年1場所という時期もあった。
そのなかから場所を徐々に増やし、昭和33年から年6場
所制になって現在に至っている。なお平成は平成元年か
ら平成27年七月場所まで
6×26+4=160
160場所とはいかない。平成23年に1場所中止があるから
実際は159場所である。
19本
さがりの数である。体格によって21本になったり17本に
なることがある。十両以上はふのりで固めてある。
なることがある。十両以上はふのりで固めてある。
107センチ29キロ
賜杯の高さと重さである。口径が33センチで容量が36リ
ットルである。賜杯は優勝者に渡されるが、貴重なもの
なので協会預かりとなる。なお、白鵬35回の優勝のうち
野球賭博と八百長発覚の影響で2回賜杯が渡されなかっ
た。
相撲にまつわる数字はまだまだあるが、自分なりに調べ
てみると大相撲の違った面白さがみつかるかもしれない。
てみると大相撲の違った面白さがみつかるかもしれない。
記事をお読みいただきありがとうございます
よければこちらをクリックいただけると幸いです。
おかげさまで相撲人気ブログランキングで
好順位をいただきました。ありがとうございます。
にほんブログ村へも宜しくお願いします。”土俵の目撃者”
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑