引き続き2010年の10大ニュースをみていこう。
5位 貴乃花親方一門枠外から立候補して予想外の理事当選
二所一門は理事を3人当選できるだけの票がある。現職
の放駒(元魁傑)、二所ノ関(元金剛)に加え鳴戸(元
隆の里)が立候補する予定になっていた。そこへ一門を
超えて貴乃花が立候補を表明したのだ。貴乃花を支持す
る親方は8人、当選は10人が必要。このままでは落選か
と思われたが、他の一門から2票入りまさかの当選とな
った。HT氏が4位に、TM氏が5位に、T氏・S氏が
6位にあげている。

4位 朝青龍暴行事件で事実上の強制引退
お騒がせ横綱朝青龍の酔っての暴行は一月場所の終盤か
ら伝えられていた。最初、相手はマネージャーと伝えら
れたが、一般人とわかり、大きな問題に発展した。謹慎
という処分ではすまない領域に入っていた。これではか
ばいきれない、という中、協会は引退勧告をくだした。
朝青龍はやむをえず受け入れながらも、自ら引退という
形をとった。優勝した直後だけに衝撃が走った。TM氏・
T氏・HT氏が3位に、S氏が4位にあげている。

3位 野球賭博の影響でNHK初の放送中止と優勝の表彰辞退
野球賭博は七月場所にまで影響し、本場所を中止すべき
という声まで出てきた。そんな中、世論に押され、NH
Kは放送開始以来初めて中止を決めた。また、相撲協会
は優勝者の表彰を辞退した。「この国の横綱として賜杯
は受け取りたかった」と白鵬が無念の心情を語ったのが
心に残った。HT氏が野球賭博関連すべてをひとくくり
にして1位に、T氏が2位と8位にS氏が3位に、TM
氏が4位にあげている。

<表彰なき優勝の白鵬>
2位 白鵬双葉山に次ぐ63連勝達成
双葉山の69連勝に迫った力士はこれまでいなかった。白
鵬が最も近づいた力士である。稀勢の里に敗れ、惜しく
も更新はならなかった。だが、一月場所13日目から十一
月場所初日までの63連勝はりっぱな記録である。S氏が
1位に、HT氏・TM氏が2位に、T氏が4位にあげて
いる。

<「これが負けか」白鵬63連勝でストップ>
1位 野球賭博で琴光喜・大嶽親方解雇、謹慎力士続出
相撲史上協会の屋台骨を揺るがすトップクラスの事件。
琴光喜が野球賭博をしているという報道が流れたのは五
月場所終盤であった。野球賭博の掛け金が暴力団の資金
源になっていた。琴光喜は最初否定していたが、野球賭
博が角界全体に広がり、財団法人認可がふっとびかねな
い事態になった。結局、悪質とされた琴光喜と大嶽(元
貴闘力)親方が解雇。関取10人が1場所謹慎になった。
HT氏・TM氏・T氏が1位に、S氏が2位にあげてい
る。

<野球賭博を報道するスポーツ報知>
2010年はお詫びが多すぎた。それも多大なご迷惑とご心
配をおかけしたというワンパターンのお詫びばかりであ
った。協会員の社会人としての自覚のなさがファンの大
相撲への信頼を損ねたことを詫びるとともに、今後防止
策としてどう取り組むのか、出直しの心がまえを述べて
ほしかった。角界の常識は世間の非常識。2011年は新生
相撲協会としてファンの声に耳を傾けていただきたい。
という声もむなしく相撲史上最悪の大事件が発生するこ
とになった。
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