大相撲

■夏9日目 優勝戦線に変化

2015年5月19日

【調子を下ろす】相手を甘く見て手を抜いたり気を抜いた
相撲を取ること(相撲大事典 金指基 日本相撲協会
監修 現代書館刊行より)

照ノ富士が徳勝龍に、日馬富士が玉鷲によもやの敗戦で
2敗に後退した。調子を下ろしたとしか思えない相撲で
あった。敵は相手力士だけではない。相撲は15尺という
限られた円で戦う。ちょっとした心の持ちようで土俵際へ
追い込まれる。それだけにスキのない相撲が求められる。
150518九日目幕内別角度 801
<玉鷲の攻めに日馬富士思わず足が出る>
 
若き大鵬はすでに第一人者であったが、常に自分の相撲に
対し師匠以外でも意見を求めてきた。時の5大関佐田の山・
栃ノ海・栃光・豊山・北葉山をむこうにまわした稽古は
語り草になっている。負けない相撲を完成させた。

玉の海は右四つ相手に上手を与えない相撲を完成。胸を
あわせる取り口で相撲に大きさを感じさせた。安定感は
抜群で腰で取る相撲は双葉山と比較する楽しみがあった。
150518九日目幕内別角度 706
<徳勝龍にいいところなく敗れた照ノ富士>
 
照ノ富士は将来的には玉の海タイプになる期待がもてる。
先場所白鵬に勝利したのが第一ステップなら第二ステップ
は初優勝もしくは大関昇進だったが、一歩後退した。優勝
争いは白鵬を追いかけるいつものパターンになった。
白鵬の7連覇かもうひと波乱があるのか。展開は予断を
許さない。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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