大相撲

力士数の推移と就職場所

2015年3月3日

大阪場所は別名就職場所と呼ばれるほど、新弟子数は
多い。今年の新弟子数は43名とのことである。場所ごとの
番付に載る力士数は一番少ないのが三月場所であり、
多いのが五月場所である。2014年を見てみよう。
一月場所 609人
三月場所 607人
五月場所 647人
七月場所 646人
九月場所 636人
十一月場所628人

五月場所は就職場所の新弟子が番付に載るため、ピークに
達し、その後徐々に減少していく傾向にある。なお、この
人数に幕下付出しは含まれていない。あくまで番付に載った
力士数である。ちなみに2015年は
一月場所 628人
三月場所 621人
である。一月場所から三月場所の減少には栃乃若、豊真将
がはいっている。今後、少子化は新弟子にどういう影響を
及ぼすか。また、幕下以下で十両の可能性が難しい力士、
特に30代の力士の行く末が心配である。
140320春場所風景 034
大阪場所の新弟子による前相撲はどのように行われるのか。
昨年(2014年)から見てみよう。
1.前相撲は初日はなく2日目から9日目まで8時20分
から行われる。
2.新弟子は2日目・4日目・6日目・8日目出場の
偶数日出場組と3日目・5日目・7日目・9日目出場の
奇数日出場組と2組に分かれて相撲を取る。
3.新弟子は49人。1人休場、1人幕下付出し、1人
興行ピザの関係で不出場。それに再出発2人が前相撲を
取った。
4.2番勝ったらおしまい。
5.1日1番が主だが、場合によっては2番、さらに3番
取ることもある
6.一番出世は5日目の土俵で出世披露を行う。昨年は
18人。二番出世は9日目に行う。昨年は30人。
7.2勝できなくても二番出世はできるが(昨年1勝
以下は8人)、休場はできない。
140320春場所風景 002
今年は反り技の宇良(木瀬部屋)、カナダからの入門
ブロディク・ヘンダーソン(錦戸部屋)、ボディビルダー
の山端=やまばな(高砂部屋)などが出場する。大阪
場所ならではの前相撲、時間に余裕のある方はご覧に
なってみてはいかが。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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