大相撲

現代の技能力士は誰か

2015年2月27日

一月場所はまたしても、技能賞は該当なしだった。昨年
2014年も5場所は該当なしだった。観客は技能相撲を
見ることなく高いチケット代を払っていることになる。
体重の増加とともにパワー相撲さらに引き、はたきが
よく決まるようになってきた。現代は技能力士はいない
のか。

関脇以下で現役最多受賞は安美錦の6回、以下妙義龍が
4回、豊ノ島が3回と続く。安美錦と妙義龍は受賞回数は
多いほうだが、ケガで思う存分戦えるとは限らない状態
である。ちなみに大関・横綱では鶴竜の7回、続いて
琴奨菊の4回である。
140928千秋楽表彰 676
<技能賞の表彰を受ける安美錦 2014年九月場所>
 
技能賞といえば多彩な技を駆使した栃錦(9回)、双差し
名人鶴ヶ嶺(10回)、理詰めの相撲の栃ノ海(6回)、
前さばきの栃東 父(6回)、徹底した押し大受(6回)、
食い下がるピラニア相撲旭国(6回)、うまさ抜群3代目
若ノ花(6回)、ほかにも安芸乃島、栃東 子、琴光喜
など時代ごとに技能の花を咲かせた。( )は技能賞
受賞回数。 
佐田の山栃ノ海
<栃ノ海>
 
幕内力士以外に技能派はいないか。新十両の石浦の相撲が
面白い。立ち合いから足を取りにいったり、一気の寄りに
土俵際まわって出し投げで逆転など技能相撲が取れる力士
である。幕下には蘇というきびきびした相撲を取る力士も
いる。彼らの入幕を待望する。
150114四日目十両 038
 <石浦対入江 2015年一月場所>

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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