大相撲

検証 技量審査場所5

2014年7月22日

技量最審査場所と名づけた場所の様子をお伝えしよう。
力士のぼりはなく、大地震の被災地復興ののぼりが数本
立てられていた。国技館サービス会社はシャッターが
おり、焼き鳥もなく食堂もやっていない。ないないづくし
の国技館である。いや、そんなものより、相撲ファンに
とっては場所のパンフレットがないのが寂しい。

観戦は無料とはいえ、初日は75から78%のいり。チケット
当選率20%はなんだったのだろうか。休日でこうなら、
平日など推して知るべし。無料配布チケットは相撲ファン
を排除し、得体の知れない実態を浮かび上がらせていた。
110508風景 5
NHKは本場所でないとして放映をしないことを決定した。
しかし、協会は優勝はカウントするし、すべての記録を
公式扱いするという。いったいNHKは何をもって本場所と
定義しているのか。初日は北の富士、舞の海の解説者が
来ていた。テレビカメラは毎日取り組みを記録していた。

このときより1年前(2010年)、野球賭博後開催された
七月場所をNHKは本場所と見ていた。この2つの場所の
違いはのぼりの有無、懸賞金の有無だが、まさかこれが
本場所とそうでない場所の違いではあるとは思えない。
番付がないことか。今回一月場所の成績を元に作成した
ランキングとして順席がある。となると有料と無料の違い
しか考えられない。

では大地震の被災者に対する義援金として入場料をとった
場合はどうなのか。NHKがいう本場所の定義とは何か、
説明不足というよりまるでわからない。
110508初日十両一部幕内 5
 

 

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denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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