大相撲

検証 技量審査場所4

2014年7月22日

手間がかかり、いらいら感が多いチケットだが、協会員、
マスコミで実際にやってみた人はいるのだろうか。やって
みたらこんな方法は猿知恵だとわかる。

リピーターを大切にできない客商売は先がないのが鉄則
だ。相撲ファン以外の方が無料チケットに群がったのは、
放射能汚染の風評被害の福島産の野菜を市場で安値でさえ
見向きしなかった者が、生産者が無料でもっていけと
いったとたん、ワッと飛びついた現象を連想させる。

そう考えると無料チケット開催ははたしてよかったのか。
東北、茨城、千葉の被災者の義援金として割引料金と
して開催したほうがよかったのでは。義援金なら払っても
よいという人はいると思うし、協会は社会的貢献として
好印象をもたれたと思う。

協会は5月の場所を技量審査場所にせざるをえなかった。
八百長は大相撲の存続をあやうくする大問題だった。
しかし調査は限界があり、誰もが納得する解決は難しかった
ためだろう。この問題はもっと早くから手をつけるべき
だった。相撲ファンにも様々な噂が耳に入ってきていた。
許しがたい横綱の八百長も聞こえてきた。

歴代理事長は手をつけられなかった。元若乃花の二子山
理事長が非公開で力士全員、親方に訓戒したが、効果は
まるでなかったということだ。この間メディアは沈黙
してきた。メディアは八百長の存在を知っていた。それを
裏付けるのが元HKアナの発言である。(2014年4月25日
「八百長問題、その後」に掲載されている新聞記事参照)
八百長は昔からあった。相撲ファンで八百長がないと
思っている人は少数派である。
ちけっと4
 

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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