大相撲

五月場所展望

2014年5月9日

風薫る5月、相撲人気は上々である。土俵の充実が
期待されるなか場所はどういう展開をみせるか。
四者四様、相撲通・相撲愛好家4氏に答えていただ
いた。

1.五月場所の優勝者は?
M氏 鶴竜。春巡業での仕上がり具合から。春巡業では
   鶴竜が一番体が動いていた。日馬富士は稽古不足。
   白鵬は怪我が完治せず。
A氏 白鵬。32回超えを本気で目指す時期だから。
S氏 13勝2敗で豪栄道。期待をこめて。久々に上位陣が
   崩れ共倒れするか。
T氏 14勝以上で白鵬。実力と安定性は抜群。後は本人
   のやる気しだい。

2.新横綱の鶴竜はの成績は?
M氏 13勝2敗。理由は1と同様。
A氏 12勝3敗。真の実力を示してほしい。
S氏 10勝5敗。重圧あるのではないか。
T氏 10勝5敗。五月場所は両横綱+両大関に苦戦
   しそう。

3.遠藤の上位戦第二ラウンドの成績は?
M氏 5勝10敗。まだまだ三役以上には通用しない。
   遠藤は上位とでは立ち合いが弱く、相手十分な
   体勢で相撲をとってしまう。
A氏 6勝9敗。一層、研究されてくるし、当たりが弱い。
S氏 遠藤に期待するしかない。二桁勝って三賞のいづれ
   か獲る、あるいは二つ獲るかもしれない。
T氏 リベンジを期待したい。横綱大関戦2勝3敗、
   関脇戦1勝1敗、小結以下5勝3敗で勝ち越し。

4. 注目の力士は?
M氏 千代鳳。叩かれて前に落なければ、立ち合いの
   威力もあるので勝ち越しもあるのではないか。
A氏 幕下の旭大星。久しぶりの道産子有望力士だから。
S氏 照の富士。器が大きい。舛ノ山。一生懸命さが
   好感持てる。
T氏 大砂嵐。入門を断られも日本へ来てしまうという
   一念は相撲への情熱の表れだと思う。こういう
   力士は強くなる。

5.相撲界に一言
M氏 日本人力士の優勝と横綱誕生!
   ①白鵬を中心とした仲良し倶楽部ではつまらない。
   旭天鵬、豊ノ島、豪栄道、・・・。白鵬には勝てない。
   ②現役力士がバラエティ番組に出すぎ。
   ③地方巡業を協会主催で開催し、広く相撲ファンを
   増やしてほしい。
A氏 真剣でない勝負は、ただちに一掃してほしい。
S氏 国技館の前売りが終わった後、翌日からインター
   ネット販売をしたらいかがでしょうか。
T氏 ①東京と九州の前売り開始を土曜に固定しないで
   変動制にしては。
   ②外国人枠が1部屋1人である。部屋数が減っていく
   のだから見直しが必要。同様に外国人の親方枠を
   設けてはどうか。日本人だって外資系であたり
   まえに働いているのだから。
   ③部屋継承は無条件なのに比べ、部屋独立は
   横綱か大関
   三役通算25場所以上
   幕内通算60場所以上
   のうち1つを満たすことが条件である。これでは
   部屋継承に対し不公平であり、厳しすぎる。親方
   全員にある弟子養成の権利を奪うものである。横綱
   若乃花、輪島を育てた花籠親方(元平幕大ノ海)は
   もう生まれないことになる。名選手、必ずしも
   名監督にあらず。

5月11日初日
<写真は稽古総見の遠藤と常幸龍>
無題
 

 

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denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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