減少し始めた力士数

一月場所、突然三段目の枚数が80枚に変わった。三段目付け出しに
碇潟が加わったので161人になったことになる。思えば三段目が100
枚から90枚になったのは2022年五月場所からであった。三段目90枚
は2年5場所しかもたなかったことになる。

それだけではない。2024年、序二段は100枚を切ってきた。98枚-
97枚-101枚-99枚-98枚-93枚であった。これを去る一月場所は
100枚に戻した。そのしわ寄せが三段目の枚数減少につながった一因
になった。

ちなみに若貴の頃序二段は200枚以上あった。もう遠い昔のことに
なってしまった。

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一月場所関取70人、幕下以下付け出しを入れ518人である。毎年入
門者数と引退者数を出しているが、引退者数の方が多い。力士数の
減少は起こるべくして起きたといえる。元双葉山の時津風理事長は
力士数500人を理想としていた時期があった。ただ、相撲部屋の力
士数が少ないと活気が出てこない。

現代は人口減少時代であり、少子化傾向である。またプロスポーツ
は多様化している。加えて相撲が取れる環境は少なくなっている。
土俵がある学校は減少している。

力士数の減少は避けようのない現実である。力士は骨格の異なる者
が志す道だった。日本人だけで大相撲を、という意見があるが現実
は無理がある。むしろ外国人枠を増加するときがきても少しも不思
議ではない。

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この記事を書いた人

日本経済新聞で15年間記者を務め、日経HRの編集者を経て独立。現在は大相撲を専門に取材するフリーライター。ほぼ毎場所、自ら土俵際で撮影している。にほんブログ村 相撲・大相撲カテゴリでランキング1位。

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