全勝3人で迎えた8日目。まず幕内下位の朝乃山が
北青鵬と対戦した。北青鵬は不利な体勢から粘って
の勝ち相撲が気になっていた。どちらかというと受
け身の相撲である。これでは朝乃山に通じないと思
った。
相撲は、北青鵬が立ち合い変化して右上手を取りに
いった。がっぷり四つ。朝乃山寄りたてるも北青鵬
しのいで反撃、下手投げで決めた。こうした相撲を
取るときの北青鵬の破壊力はすさまじい。
続いて幕内中位の明生。明生がここまで全勝でくる
ことは予想できなかった。対戦相手はきびきびした
相撲の平戸海。相撲は、平戸海が突き上げ、明生の
懐に入って出足早に寄り倒した。
全勝照ノ富士は1勝6敗の琴勝峰と対戦した。そう
大きな期待はしにくい。照ノ富士はどんどん前に出
て、まわり込む琴勝峰を押し出した。
1敗組大栄翔、若元春はともに敗れ、照ノ富士有利
の展開となった。9日目は1敗の明生と対戦する。
照ノ富士は今後貴景勝、4関脇、朝乃山との対戦が
予想される。
もう一波乱あるのか。照ノ富士が突っ走るのか。明
日9日目から後半戦が始まる。