三月場所、全休した照ノ富士。これで4場所連続休
場となった。連続休場は不戦敗をいれて53となった。
こんなに休場ができるのも横綱ならではである。横
綱の特異性がなせる業である。
プロ野球なら単にシーズンを棒にふったことになり、
ボクシングなら王座はく奪もあり得る。照ノ富士の
休場はほかの横綱と比較してどうなのか。
1貴乃花105
2鶴竜 69
3大乃国60
4大鵬 57
5武蔵丸55
5稀勢の里55
7北の湖52
現時点では魁皇戦で、致命的負傷をおった貴乃花が
ほかを引き離してのトップである。照ノ富士は現在
7位である。これ以上全休が続くと一挙に3位にな
ってしまう。
照ノ富士が出場するためには膝のリハリビとともに
稽古十分にもっていかなくては不安である。白鵬が
やはり膝の手術後、リハリビをへて出場した。そこ
で、まさかの全勝優勝を達成した。それが白鵬最後
の優勝となった。
照ノ富士は白鵬より体重が多いだけに同様とはいか
ないが、覚悟は必要である。大鵬は5場所連続休場
したとき、巡業で土にまみれて稽古した。大鵬の45
連勝(誤審でストップ)はそのあとのことである。
今は出稽古もできるし、部屋には関取も多い。
とにかく照ノ富士はやるべきことをやることである。
現在31歳である。もう一花咲かせていただきたい。