■次点 貴源治大麻使用で解雇
七月場所後十両の貴源治の大麻使用が発覚し、
解雇になった。九月場所の番付は空白になっ
ていた。忘れがちな事件なので、少々触れて
みた。
■10位 竜電出場停止!女性問題発覚
五月場所後の理事会で、新型コロナウイルス
感染対策ガイドラインに違反した竜電の処分
が決定した。出場停止3場所であった。五月
場所すでに全休していた。七月場所、九月
場所と全休し、番付は幕下47枚目まで下がっ
ていた。ただ、竜電の問題はその中身にあっ
た。不倫であり、女性と25回も逢瀬を繰り
返すというイメージダウンは免れないもの
だった。
女性に堕胎を迫ったり、金銭で解決しようと
したりと力士竜電以上に人間竜電が問われて
もおかしくなかった。十一月場所、今は声援
ができないだけに、幕下で出場した竜電に対
する思いははかりかねるが、注目されている
のは間違いなかった。拍手も聞かれた。幕下
では実力が違いすぎた。優勝は当然だった。
A氏が朝乃山と一緒にして3位、T氏が9位
にあげている。
■9位 境川部屋の響龍死亡!救助体制の見直し
それは3月26日三月場所13日目におこった。
境川部屋の三段目響龍が土俵に頭からつっ
こみ、動けなくなっていた。呼び出しが仰向
けにしたが、どうしようもなかった。協会
関係者が土俵に集まるが有効な手がうてなか
った。この状態が長く続いた。医師と看護師
がようやくかけつけた。医師が診察したが、
看護師は女性のせいか土俵下に控えていた。
相撲界の悪しき習慣がここで出た。担架が
運ばれ、響龍をそっとのせ、静かに運んだ。
響龍は救急車で運ばれ、闘病生活をしていた
という。その響龍が亡くなった。4月28日
午後のことであった。死因は呼吸不全であっ
た。悲しい結末であった。まだ28歳であった。
重量級大相撲では投げの打ち合いは顔から
突っ込めとはいえなくなる。
緊急対応講習がおこなわれ、どう対応すべき
かが学ばれた。医師を土俵近くに待機させて
おくというのは検討事項だが、実現していな
いように見える。
S氏が4位にA氏が7位にあげている。
十一月場所終了から番付発表まで25日間
しかありません。
興味深いテーマをこれからもお届けします。