久々に大相撲が東京に戻ってきた。両国駅で
名古屋2日目にお会いした相撲ファンと再会
した。国技館の列に並ぶと敷地の3列目で
あった。大相撲を待ち望んだファンが殺到
していた。館内では今場所最も同席する方と
出会った。今日マス席に同席するのは今は
やっていないが、稽古総見でよくご一緒した
相撲仲間である。非常事態宣言のなかで大相
撲はスタートした。
貴景勝の首の状態はどうなのか。相撲をみる
ことでしか判断できない。対戦相手は北勝
富士である。以前ほどの馬力はないが、油断
はできない。相撲は両力士あたりあったあと、
貴景勝が引いた。北勝富士つけいり、最後は
後ろまで見せた貴景勝は土俵下に押し出され
完敗した。まだ一番だが、貴景勝は首の状態
が気になる結果となった。
正代はこのところ豊昇龍の足技に翻弄されて
いる。初日の対戦相手はその豊昇龍である。
初日早々嫌な相手である。正代は出足よく
一気に出て勝負をつけようとした。だが、
豊昇龍は西土俵でふところに入ると逆襲に
出て、速攻で東土俵寄り切った。この1敗は
正代の今後を暗示しているのか否か。とも
かく期待しにくい敗戦であった。
新横綱の照ノ富士の対戦相手は小結逸ノ城で
ある。はっきりいって照ノ富士を脅かす要素
はない。2大関より割り引いて考えたほうが
いい対戦相手である。相撲は照ノ富士が左
上手すばやく取って右四つ。そのまま向こう
正面赤房下へ寄り切った。初日を無事終えて
これから調子をあげていく上で貴重な1勝と
なった。
初日は1強2弱が明暗を分ける結果となった。
だが、戦いはまだこれからである。
自転車の調子が悪いので修理してもらいました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。