まず、最初にこれは予想番付でないことを断っ
ておきたい。幕内は横綱・大関と対戦する
クラスとそうでないクラスで構成されている。
つまり幕内は一枚岩ではない。番付は基本
関脇以下を編成する。そこで関脇以下の対戦
成績をベースとした。ただし、横綱・大関に
勝った星はプラスした。横綱・大関と対戦
する、しないでは、それほど違うモノである。
その結果番付は下記になった。
照ノ富士が横綱に昇進する。横綱が東西に
並ぶことになる。また大関も2人になる。
朝乃山が大関から関脇に降格する。これが
番付に微妙な影響を与えている。関脇・小結
は成績から次のように位置することになる。
+4御嶽海8-4 逸ノ城10-3
+3明生8-4
高安7-3-2+2
隆の勝8-4 +1
上記は関脇以上関脇
小結
その結果関脇・小結は以下となった。
御嶽海 関脇 朝乃山
逸ノ城 小結 明生
高安 前1 隆の勝
大栄翔は5勝6敗、隠岐の海は5勝7敗と
なり、それほど下がることはなかった。全体
的に成績以上のアップ、ダウンの少ない番付
となった。据え置きは1人だった。
幕尻の一山本が5連敗後、千秋楽に勝ち越し
を決めたため、十両降格は大奄美ひとりと
なった。十両からの幕内候補は東十両筆頭の
10勝5敗の豊山、十両西6枚目12勝3敗の
水戸龍である。水戸龍は長い21場所十両在位
から脱却できたと思ったが、難しい様相で
ある。もっとも協会は別の判断する可能性が
なきにしもあらず…。
関脇と小結は、月給は一緒、前頭はひとくく
りで月給が変わることなく続いてきた。番付
を編成する以上、本来は番付ごとに月給が
決まってこそプロである。
暑さがこたえます。
興味深いテーマをこれからもお届けします。