十一月場所13日目、横綱の土俵入りが終わる
と狭い箇所に人が集まって放送席に目を向け
ていた。何事か。かつて福岡の放送席のゲス
トに黒木瞳さんが来たときは大変な騒ぎだっ
たので、有名人が来たのかと思っていた。
のぞいてと見ると、解説の北の富士さんが
いらした。その前にはNHKのカメラがあり、
非常に狭い間をぬぐっての姿だった。
北の富士さんならレギュラー解説者であり、
何度も拝見している。国技館では、幕内前半
の取組が終わったあと、相撲博物館のトイレ
で遭遇したこともある。ただ、地方のファン
にとっては一期一絵に近いものがあるのかも
しれない。また、北の富士さんは女性に慕わ
れる面をもっている。
その北の富士さんは今年(2019年)77歳に
なった。明解神風は60代で、重厚玉の海は
70歳で相撲解説者を退いている。個人差は
あるにしても、北の富士さんがいつまでも
元気、とはいかない日がくるかもしれない。
親方による解説は悪くはない。元稀勢の里、
元寺尾の解説は好評である。しかし協会員
ではどうしても発言に限界がある。
現在、協会外の解説者は北の富士さんと舞の
海さんだけである。北の富士さんの後釜を
NHKはどう考えているのだろうか。相撲
仲間とこの件で話し合ったことがある。3代
目若乃花はどうだろうか。名勝負の番組に
登場した旭道山もいる。という話になった。
大相撲を見る方の大多数はテレビである。
大相撲中継の楽しみは、解説者によるところ
が大きい。北の富士さんの語り口は、聞き
やすく、端的に指摘するので好評である。
時の流れはいかんともしがたいが、できる
だけ長く務めていただくのを願うだけである。
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ください。
よしなに
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