11日目、1敗栃ノ心の対戦相手は6勝4敗の
阿炎。負ける要素はなかった。だが、勝負は
阿炎の突いてのはたきに栃ノ心はついていけ
ず、土俵を割った。10勝目ということで意識
したのか、いささかもろい負け方だった。
結びは1敗鶴竜に3勝7敗の妙義龍であった。
こちらも負ける要素はなかった。だが、鶴竜
は踏み込んで攻めたが、安易に引いてしまった。
妙義龍つけいって、押し出した。鶴竜は辛抱
を欠いた相撲内容だった。栃ノ心が負ける日
は鶴竜も負ける結果になった。
下位から中位の平幕相手の白星である。朝乃
山はこれまで上位で横綱・大関とフル対戦
した経験はない。部分対戦で大関豪栄道戦が
あるのみである。栃ノ心とは平幕同士で対戦
し、負けている。つまり朝乃山はまだ本当の
実力者とは未対戦の力士だった。
五月場所は残り4日である。朝乃山の12日目
の対戦相手は平幕上位の玉鷲である。13日目
から鶴竜、2大関、栃ノ心のリーグ戦が始
まる。朝乃山と鶴竜、栃ノ心との対戦は通常
ならないことになる。優勝を争う力士同士の
対戦がないままで終わる恐れが出てきた。
その結果、何とも白けた場所の流れになって
いきそうな雲行きである。
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