魁皇は千代大海と並んで65場所大関在位の
最高記録をもつ。それでは両大関の出場回数
は、どうだろうか。不戦敗を数えなければ、
魁皇は大関838回出場。千代大海は851回で
千代大海が上回った。不戦敗を含む休場数、
千代大海が124、魁皇が137と差がつくポイ
ントになった。ただし、大関勝利数は千代
大海515勝、魁皇524勝とこちらは魁皇が優っ
さて、魁皇の大関3場所連続の成績は、千代
大海とさほど変わらない結果となった。大関
に長い間君臨したが、30勝以上はわずか13回
にすぎなかった。優勝は大関時代に4回ある
が、好成績は持続しなかった。
栃東は2度大関から降格しているが、直後の
関脇で10勝、11勝をあげ復帰している。関脇
の場所は大関在位場所数としてカウントは
しないが、復帰できる成績の場合は、連続
3場所の成績に加えた。栃東は大関で3回
優勝しているが、やはり好成績が続かなかっ
た。大関3場所30勝以上はわずか6回に終わ
っている。
琴欧洲と琴光喜も同様で、大関としては物足
りない結果で終わっている。
把瑠都は大関3場所連続の成績で30勝以上が
半分を超えた。把瑠都は琴奨菊、稀勢の里を
彼ら以上のパワーで退けるだけの力量があっ
た。引退した15日制の大関では琴風と並んで
大関最高勝率6割5分8厘の記録を持って
いる。
最後に大関の全体像をみていこう。三根山
から栃ノ心まで37人の大関のトータル数は
こうなった。大関在位は897場所。大関3場
所連続30勝以上186回、同29勝~23勝361回、
同22勝以下288回。大関になったとたん成績
が低下するのが大関の法則なのである。
(この項目終わり)
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