先場所堂々と優勝した貴景勝が、一月場所で
11勝の次点の成績をあげた。しかし、千秋楽
の貴景勝対豪栄道戦で貴景勝が一方的に敗れ
た。それを見た大相撲中継の解説をしていた
北の富士氏は「これはちょっとね、負け方が
ね、非常にマイナスイメージだね」と語った。
さらに「これはちょっとね。内容を見ます
からね。同じ負けでもね」とつけ加えた。
向こう正面の舞の海氏も同調する。「ただ、
貴景勝のこの一番、確かに北の富士さんが
おっしゃるように印象悪くなりますね」北の
富士氏さらに続けて「何かこうしゃべって
いてもね、さっきまでのちょっとトークが
さがってきた。私自身もね。この一方的な
あれはね。ちょっとマイナス材料かな」と
語った。
審判部は審議することもなく、審判長阿武松
の鶴の一声でもう1場所見ると即断された。
まるで千秋楽の一番がすべてといわんばかり
の異例さだった。こうして9勝-13勝-11勝
の貴景勝の大関昇進は、他の14番はどう評価
されるのか、議論すらされずに即見送りと
なった。
北の富士自身が大関に昇進したときは8勝-
10勝-10勝で現代なら問題にすらならない
成績だった。北の富士だけではない。玉乃島
は10勝5敗-9勝6敗-11勝4敗。琴桜は
10勝5敗-11勝4敗-11勝4敗。清國は10勝
5敗-9勝6敗-12勝3敗と貴景勝以下の
成績での大関昇進だった。
稀勢の里は10勝-12勝とあげて大関に挑んだ。
千秋楽を前にして10勝4敗だった。それが
千秋楽前に大関昇進が決定していたのである。
なお、千秋楽は負けて10勝5敗となった。
豪栄道は大関にチャレンジする場所ではなか
った。それが千秋楽突如大関昇進が浮上して
12勝-8勝-12勝で大関に昇進してしまった。
こうみてくると貴景勝の不遇を感じずには
いられない。
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