稀勢の里の休場はすでに7場所連続に及んで
いる。この間にも横綱としての月給は受け
取っているわけである。横綱審議委員会は
場合によっては七月場所の出場にこだわら
ない、という考えである。「きちっと体を
つくって、心身ともに自信をもって出てきて
ほしい」という。こと稀勢の里の件になると
どうしてこうまで甘くなるのだろうか。
鶴竜は4場所連続休場後今年の一月場所に
進退をかけた。白鵬は相撲史上初の技の
封印を横綱審議委員会に宣告された。それも
「美しくない。見たくない」という主観に
基づく理由であった。もっと言うべき理由が
あったと思うが、横綱審議委員会の認識は
その程度かと失望した。両横綱に比較しても
稀勢の里の厚遇ぶりが窺える。
稀勢の里のケガは直っているのだろうか。
直っていないのなら直る見込みはあるのだ
ろうか。横綱審議委員会はその点をきちんと
把握すべきである。
新大関栃ノ心はかつて右膝前十字靭帯断裂
及び右膝内側側副靭帯断裂の大ケガをおった。
そこから4場所連続休場した。中途半端に
出場させなかった指導が功を奏した。番付は
幕下55枚目まで降下したが、そこからの復活
がすごかった。幕下2場所、十両2場所の
4場所連続優勝で幕内に復活したのである。
その点稀勢の里は中途半端に出場しすぎた。
負けが込むと休場という悪いパターンの繰り
返しが多過ぎた。絶対復活するという固い
決意とそれにともなう行動力がなければ復活
は容易ではない。現在の実力は横綱からは
ほど遠いようである。時間をかければかける
ほど本場所からは離れていく。その難しさ
とも稀勢の里は戦わなければならない。
熱狂的な栃ノ心ファンに大型写真を送り
ました。
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よしなに
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