大相撲

平成30年年間最多勝中間地点

2018年6月2日

今年、早くも半分の3場所が終了した。昨年
の年間最多勝は、2場所休場がありながら
横綱白鵬が獲得したが、今年はどうなるか。
3場所までの中間経過をまとめてみた。それ
が以下である。なお、対象は3場所幕内に在位
した力士とさせていただき、単なる数字の
比較ではなく、横綱大関の対戦率によって
クラスわけさせていただいた。
年間最多勝3場所A
横綱・大関の休場が多く、かつ日馬富士が
引退したことによって横綱・大関との対戦が
減少傾向にある。横綱・大関対戦率で30%台
はもう以前のことになってしまった。20%台
でさえわずか4人しかいない。途中休場する
と終盤の横綱大関リーグ戦が消滅する。
180527千秋楽表彰 1309
<五月場所優勝した鶴竜(右)>

今年の年間最多勝は鶴竜と栃ノ心の争いに
なりそうである。現在鶴竜が1歩リードして
いる。だが、鶴竜が6場所フル出場できるか
は未知数である。横綱として6場所フル出場
した経験は、まだない。

栃ノ心は今が最も充実している時期である。
勢いにのればどこまでも成績を上げていく
可能性を秘めている。ただ、大関はねらわれ
る立場になる。また、これまで大関の歴史は
昇進したとたん、成績がダウンする傾向が
ある。栃ノ心はそうあってほしくない。
180128千秋楽表彰 807
<一月場所優勝した栃ノ心(右)>

鶴竜、栃ノ心以外に目を移そう。横綱・大関
戦で最も成績がいいのが逸ノ城である。5勝
6敗で互角に近い成績を残している。だが、
現在3場所で27勝だから、まだ大関は遠い。
幕内には横綱・大関と対戦する幕内とそうで
ない幕内と2つある。大翔丸は幕内在位14場
所になるがいまだ横綱・大関戦がない。この
記録はいつまで続くのだろうか。
180526十四日目幕内 1271
<五月場所白鵬に勝った逸ノ城>

横綱の低迷が目につく。休場が多い白鵬はC
クラスの最下位である。稀勢の里にいたって
は今年はわずか1勝しかできず、Dクラスの
最下位である。かつての年間最多勝力士の
寂しい現実である。

家のそばで工事が始まった。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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