伝統に配慮して、古くからのしきたりでと
いう言葉でこれまで、女性が土俵に上がるの
を拒んできた。それでは女性はなぜ土俵に
上がれないのか。その理由は公の場ではけし
て話されることはなかった。
その行き着く先はけして口にはできない女性
は穢れているである。血穢(けつえ)といっ
て血の穢れという考え方から来ている。土俵
は神聖なもの。男が命がけで戦う場である
から汚されたくない、というわけである。
八百長をやっといて土俵が神聖というのは
おかしい、という方がいるかもしれないが。
相撲協会は、女性はなぜ土俵に上がれない
のかを明確にしてこなかった。理由に触れず
に伝統、しきたりでごまかしてきたわけで
ある。二子山(元初代若乃花)理事長は「こ
ういう世界が1つくらいあってもいい」と
やはり理由は言えなかった。そのせいか土俵
の女人禁制の賛成者はどうも男が多いようで
ある。
しかし、ここにきて大相撲の土俵に上がった
女性がいるというニュースが入ってきた。
8日の朝のニュース番組「サンデーLIVE」で、
61年前、高砂一門が愛媛県で巡業したときの
ことである。女性が土俵に上がっている写真
が紹介された。女性は元女相撲出身者である
が、このときは挨拶をするよう求められたと
いう。このニュースは「真相報道 バンキシ
ャ!」でも放送されたからご覧になった方は
多いのでは。
女人禁制は今後どうなるのか。協会は一歩
踏み出すのは相当の決断がいる。四本柱を
撤去するとき、部屋別総当たりを実施する
ときにも、内々からそうとう抵抗はあった。
相撲部屋で千秋楽に打ち上げパーティーを
するとき、稽古場に板を敷き詰め会場にする
ことがある。あるいはこの辺にヒントがある
のかもしれない。
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