昨年の28日、臨時理事会で決めた貴乃花親方
の措置が、今日4日の評議員会で正式に決定
した。結論からいえば、臨時理事会の措置
そのままの理事解任、役員待遇委員への降格
である。ただ、処分理由は臨時理事会につけ
加える箇所があった。貴乃花親方の主な問題
点はこれまで4つあった。
1.暴行事件があったことの協会への報告を
怠った。
2.貴ノ岩の事情聴取に9度非協力的であっ
た。
3.貴ノ岩巡業休場の診断書を提出しなかっ
た。
4.電話に出ず、訪問すれば居留守を使った。
臨時理事会では1と2だけだったが、今回の
評議員会では4の一部が加わった。先輩で
あり、上司である八角(元北勝海)理事長が
何度電話しても、電話に出ず、折り返しの
電話もしない、というのは、礼を欠いた行為
であるというのだ。
よく被害者側貴乃花がどうして処分なのか、
という意見を言う方がいる。だが、これは
巡業部長、理事としての忠実義務違反なので
ある。ここを混在しては物事を見誤る。ただ
し、妥当な処分であるかどうかは微妙である。
実は、筆者は昨年の臨時理事会前は減給を
予想していた。
一月場所後の理事選挙には立候補できる。
評議員は理事に認可するかどうかは、なんと
も曖昧な返事であった。感触ではそこまでは
なさそうに思えた。貴乃花の支持者は増えて
いるとも言われる。それは現役時代がちんこ
で22回優勝したことが評価され、多くの力士
から尊敬されている。理事復帰は障害なく
いけるのでは。
貴乃花親方本人からこの処分を受け入れる
との電話が、協会にあったという。日馬富士
の暴行事件で関係者は誰もがマイナスを被っ
た。怒りにまかせての行為がもたらすマイナ
スを一歩引いて考えられたら、といまさら
ながら悔やまれる。
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