20日の臨時理事会で2つの場面があった。
1つは、机に貴乃花親方が配布した紙があっ
たという。八角(元北勝海)理事長が「これ
は何ですか」と説明を求めると、貴乃花親方
は、「これです。ここに書いてあります」と
だけ答え、説明は一切なかったという。紙に
は貴ノ岩の病状とかここに至るまでの気持ち
が書いてあったという。持ち出し禁止となっ
たため詳細は伝わっていない。
もう1つは、八角理事長が今回の事件で再発
防止策を尋ね、貴乃花親方に意見を求めた。
これに対し、貴乃花親方は「何もありません」
と言ったので、皆驚いたという。貴乃花親方
こそ、誰よりも暴力問題を嫌ってきたのに、
この答えは一体何なのだと思わざるを得なか
った。
貴乃花親方は改革派の急先鋒のイメージが
あったが、具体的な中身は聞いたことがない。
これまで、理事選のたびに他の一門から票が
はいっていたのは、貴乃花親方なら何かして
くれる、という思いからだった。しかし、
理事会の2つの場面からは勝手にイメージ
していたのではと思わざるを得なかった。
ファンの勝手な思い込みだったのか、という
気がしてきた。
プロはファンがいて初めて成り立つ。その
ためにもプロはファンに応えなくてはいけ
ない。貴乃花親方の黙して語らず、という
姿勢はファンあっての興行という面からは
マイナスにしかならない。トップを目指す
なら何をやりたいのかビジョンを示すととも
に、プロ興行・経営も知る必要がある。
歯の検診日を忘れていました。
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よしなに
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