初日黒星スタートの稀勢の里が、難敵阿武咲
と対戦した。勝負は立ち合い一瞬で決まった。
気負いすぎた阿武咲の下半身が崩れた。稀勢
の里は短期決戦で1勝。今の稀勢の里はとに
かく勝っていくことが必要である。ここで
負けがこんで、休場のパターンはもう限界で
ある。白星が稀勢の里にとって最も必要な
モノである。明日は千代大龍戦だが、立ち
合い踏み込んで相手の出足を止めることで
ある。
初日阿武咲、2日目貴景勝に負けた日馬富士
は重症である。明らかにパワー負けしている。
日馬富士は先場所も阿武咲、貴景勝に負けて
いる。横綱が同じ相手に続けて負けることは
いただけない。相撲内容も阿武咲と貴景勝に
圧倒されてなすすべがない状態である。つま
り、日馬富士の力が若手に通用しなくなって
いるのである。
一月場所 2
三月場所 2
五月場所 0
七月場所 2
九月場所 4
以上の数字が何を表しているかおわかりだろ
うか。金星を与えた数字である。先場所は
4敗すべてが金星であった。日馬富士に実力
の衰えが忍び寄っているとしか思えない。
今年にはいって、横綱責任勝ち星の12勝以上
の成績が1度もない。日馬富士が12勝以上
あげたのは、平成28年九月場所まで遡らなけ
ればならない。
日馬富士の持ち味は、立ち合いの鋭さと集中
力である。それがまるで発揮されていない。
年齢は33歳6ヶ月を過ぎた。多くを望むのは
酷かもしれない。しかし、このまま終わる
とは思いたくない。明日の対戦相手は実力者
玉鷲戦である。ぜひ、立ち直るきっかけを
見せていただきたい。
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よしなに
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