明けましておめでとうございます。今年は
どうなる白鵬編をお届けします。白鵬といえ
ば魁皇の最高通算勝利1047勝超えの話題も
ありますが、これは時間の問題であり、数字
の積み重ねで減ることはないため、ここでは
ふれません。本編は遠ざかっている優勝を
メインに展開します。
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昨年(平成28年)は優勝力士が5人になった。
これは白鵬が絶対王者でなかったことを意味
する。加えて白鵬は現在3場所連続優勝なし
である。これは横綱昇進後3度目である。
最初は平成24年五月場所から九月場所である。
このときは3場所で37勝8敗の成績であった。
2回目は平成27年九月場所から翌年の一月場
所までである。このときは24勝9敗12休で
ある。そして今回は21勝9敗15休である。
最初とは比べものにならないくらいの2回目・
3回目の成績ダウンである。
<平成28年五月場所の優勝>
年齢的な面も影響しているかもしれない。
2回目の3場所連続優勝なしは30歳のとき、
3回目の3場所連続優勝なしは31歳のときで
ある。今年の三月場所直前、白鵬は32歳に
なる。年6場所制では、白鵬同様若くして
横綱になった大鵬は30歳で引退している。
北の湖は31歳、貴乃花は30歳で引退している。
ただ、先輩3横綱は晩年休場が目立った。
白鵬はそこまでいっていない。
白鵬の横綱休場は平成27年九月場所と平成
28年九月場所である。今のところ1年に1回で
28年九月場所である。今のところ1年に1回で
ある。これが2回あるいはそれ以上だと優勝
は年1回もありえる。今年の白鵬はどれくらい
休場するかで今後がみえてくる。
休場するかで今後がみえてくる。
<カド番照ノ富士に敗れる白鵬>
白鵬が一月場所優勝を逃すと4場所連続優勝
なしで、横綱自己ワースト記録を更新する
ことになる。白鵬で気になるのは、照ノ富士
戦である。照ノ富士がカド番のときに負ける
傾向がある。照ノ富士は誰の目からみても
もはや大関の実力にはほど遠い。それに負け
ているようでは優勝など望めるはずがない。
現在白鵬の優勝回数は、37回である。40回の
大台はすぐというわけにはいかない。昨年は
優勝者が5人出た。群雄割拠といえば聞こ
えはいいが、どんぐりの背比べともいえる。
1場所12勝で年間72勝になる。この域に誰も
到達できなかったということは、レベルダウン
の見方が適切なのではないだろうか。白鵬
の見方が適切なのではないだろうか。白鵬
がどんぐりの1つになるか否かは一月場所と
照ノ富士がカド番のときの勝負結果、休場場
所数にかかってくる。