ある鶴竜ファンの動きは俊敏である。初日
観戦しているが、鶴竜が優勝するようなら
再び福岡入りするというのである。特に11日
目組まれた全勝鶴竜対2敗稀勢の里戦に勝つ
ことがあれば濃厚だというのである。納めの
十一月場所で1年ぶりの優勝を祈願している
というメールがきた。
優勝か優勝戦線生き残りか。鶴竜対稀勢の里
のサバイバル戦が、11日目のメインエベント
である。うまさから有利に組み進めたい鶴竜
に稀勢の里のパワーが炸裂。鶴竜を圧倒して
最後は力でねじ伏せてしまった。稀勢の里の
相撲は横綱にひけをとらないすばらしいもの
である。
こうなると惜しいのは、下位遠藤、正代に
負けた2敗である。今となってはどうにも
ならないが、まことにもったいない。稀勢の
里は、地力はあるが、すべてがうまく回転
しない運命にあるのだろうか。稀勢の里の
サバイバル戦は続く。
【福岡情報】
国技館の木戸番では、お客さんに座席の案内
もすることで定評の親方を意外なところで目
にした。というよりも見かけた方がその親方
とはすぐには気がつかなかった。福岡国際
センター周辺に飲食店は少ない。少し歩いた
ところに牛丼屋がある。そこへ杖をついた方
が持ち帰りの品を注文したのである。その
とき近くでみて初めて某親方と気がついたの
だが、お年を召されたなあと思った。店を
出る後ろ姿が、なぜか寂しげだった。
福岡国際センターでは一枚刷りの大相撲
カレンダーが先着200名に配布された、
興味深いテーマをこれからもお届けます。
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よしなに
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