平成で横綱に昇進したのは9人。20回以上優
勝した横綱が3人もいる。貴乃花、朝青龍、白
鵬である。横綱の通信簿をみていこう。
黄:勝率8割以上 12勝以上率4割8分以上 休場率13%以下
紫:勝率7割未満 12勝以上率3割未満 休場率35%以上
ていただきたい、現役は修正版を併記する。
平成28年五月場所まで
なれなかった悲運もあって、横綱優勝は15回
に留まった。横綱以前に7回も優勝している
のは貴乃花だけである。最後は致命的な膝の
ケガで休場が多かったが、休場率は30%未満
であった。横綱勝率8割以上、12勝以上率5
割以上を真剣で達成したのはりっぱである。
おさわがせ横綱朝青龍は、一人横綱の時代が
長く、独走が続いた。それだけに横綱勝率は
6場所制で白鵬-玉の海-大鵬^千代の富士
についで5位、12勝以上率は白鵬-玉の海-
大鵬-千代の富士についで5位である。朝青
龍が真面目に相撲に取り組んでいれば、数字
はもっと上がっていたかもしれない。
白鵬の数字を押し上げる最大の要因は、休場
の少なさである。休場+不戦敗がわずか13で
休場率1.64%である。ほかの横綱はどうか。
年6場所のうち1場所全休すれば休場率は
16.67%である。玉の海の0を別にすれば、
北の湖107+8(休場率12.33%)、朝青龍
76+4(休場率12.7%)、千代の富士137+7
(休場率16.48%)、大鵬136+9(休場率
16.84%)、貴乃花201+7(休場率28,53%)
である。
白鵬の通算勝利数(来年三月場所予定)、幕
内勝利数、横綱勝利数の更新と先人よりはる
かに少ない場所数で実現した源は、休場の
かに少ない場所数で実現した源は、休場の
少なさである。横綱勝率1位、12勝以上率1
位と抜群の実績である。
3代目若乃花の大関時代の成績は、勝率7割
3分1厘、優勝4回、12勝以上12回、12勝以
上率4割1分4厘である。だが、横綱としては
勝率6割1分6厘、優勝0、12勝以上率1割8分
2厘と大関時代より、すべて数字を下げた。
横綱になって弱くなったといえる。
勝率6割1分6厘、優勝0、12勝以上率1割8分
2厘と大関時代より、すべて数字を下げた。
横綱になって弱くなったといえる。
現役の日馬富士・鶴竜はこれからだが、数字
をあげるよう横綱にふさわしい稽古を積んで
いただきたい。
横綱の通信簿は寝不足の中完成した労作でし
た。最後までお読みいただきまことにありが
とうございました。
暑さに負けず、今後も渾身の内容を
お届けします。引き続きご支援よろしく
お願います。
興味深いテーマをこれからもお届けます。
マーク2カ所をクリックして支援してください。
よしなに
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑