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琴欧洲の全盛期は大関昇進前の小結・関脇時代

十一月場所で大関琴欧洲が途中休場し、2場所連続
負け越しで関脇陥落が決定した。新大関は2006年
一月場所だが、私はその年の年賀状で「時代を築くか
朝青龍の引き立て役で終わるか」と記した。答は
残念ながら後者になった。

琴欧洲の大関時代はさんざんな成績に終始しした。
大関在位47場所 380勝268敗63休 勝率5割8分6厘
一場所8.8勝 優勝争い2回、負け越し8回

琴欧洲は入幕から破竹の勢いで旋風を巻き起こした。
2場所目に敢闘賞受賞、3場所目に新三役、6場所目に
優勝同点と新たな力の出現を感じさせた。琴欧洲の
全盛期は大関時代ではなく、大関直前3場所の小結・
関脇時代であったと思う。

一月場所は10勝で大関に復帰できる。容易ではないが
ベストを尽くしてほしい。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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