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◆24福岡9日目 わくわく感のない連日の取組

前日あった琴櫻対美ノ海、豊昇龍対欧勝馬が相手を変えたのが9日
目であった。すなわち琴櫻対欧勝馬、豊昇龍対美ノ海になった。正
直いってわくわく感がない取組である。8日目、9日目は取組の谷
間になった。

相撲は豊昇龍が美ノ海を上手投げ、琴櫻が欧勝馬を押し倒した。負
けた両力士のもろさがあまりにも目立った。美ノ海、欧勝馬は大関
の対戦圏内だが、ここに集中させると取組があまりにも白ける。も
っと工夫すべきである。

<豊昇龍、美ノ海を一蹴>
<あまりにももろかった欧勝馬>

大の里は小結若元春と結びで対戦した。これは実力者同士で興味が
わく一番となった。相撲は、大の里がパワーでうまさを圧倒した。
大の里は前に出る限り、相手は何もできない。前に出る大の里をパ
ワーでは対抗できない。

<大の里、若元春をよせつけづ>

隆の勝が狼雅を破って8勝1敗と勝ち越した。大関とはいつ組まれ
るのか。上位の経験があるだけに、美ノ海・欧勝馬を相手にするよ
うな訳にはいかない。明日10日目は2敗阿武剋戦である。後手を踏
む隆の勝対大関戦にはならないことを願う。

9日目を終え、1敗は琴櫻、豊昇龍、隆の勝となった。優勝を争っ
ている者の対戦はさけられない。上位2敗の大の里・阿炎もまだ優
勝圏内である。それにしても10日目、阿炎は1勝の平戸海戦である。
期待していいのか、それともなのか。答は明日10日目に出る。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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